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国産とり肉の日(10月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国産とり肉の日(10月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月29日は「国産とり肉の日」。今回は「国産とり肉の日」の意味や由来を解説します。

また、「国産とり肉の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活用している広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、国産肉をメインに取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「国産とり肉の日」の意味・由来とは?

10月29日は「国産とり肉の日」です。畜産の発展や国民の食生活改善向上などに取り組む、一般社団法人・日本食鳥協会(JCA)によって制定されました。

日付は、干支の酉(とり)が10番目であることと、「と(10)り」「に(2)く(9)」の語呂合わせを組み合わせたのが由来。日本産のとり肉の安全性や、おいしさを多くの人たちに知ってもらう目的で制定された記念日です。

同協会は、毎年10月には「国産とり肉の日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施しています。2022年は、クイズに答えて豪華賞品が当たるプレゼント企画を行いました。

国産とり肉の販売に携わっている方はもちろん、とり肉を用いたメニューの開発・販売を行う企業の方にとっても、広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「国産とり肉の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国産とり肉の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国産とり肉の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国産とり肉の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国産とり肉の日」を元に発信をする流れ

「国産とり肉の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国産とり肉の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国産とり肉の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国産とり肉の日」を広報PRに活かした事例

「国産とり肉の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国産とり肉の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「国産とり肉の日」にちなみ、国産鶏肉に関する調査リリースを配信

国産鶏や国産豚の生産・販売などを展開する株式会社ウェルファムフーズは、10月29日の「国産とり肉の日」を記念し、国産鶏肉に関する意識調査を実施。全国の20~60代の男女535名を対象にした調査結果をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのリード文に食材費の値上げや健康志向の増加などから、国産鶏むね肉へのニーズの高まりが判明したことを記載。本文のはじめにも調査サマリーを掲載しています。読み手が調査の内容を理解しやすいように、先に結論や調査まとめを提示されているのがGOODです。

記念日に合わせた調査リリースの配信により、企業の取り組みや展開する商品ブランドの広報PRの機会とした参考事例です。

参考:~ウェルファムフーズ、10月29日の「国産とり肉の日」を記念し、国産鶏肉に関する意識調査を実施~ 食材費値上げ続く中、鶏むね肉のイメージが大きく変化!

事例2.国産鶏むね肉を使ったチキンカツの新メニューを販売

株式会社プレナスが運営する弁当店「ほっともっと」は、2022年8月2日より、国産鶏むね肉を使用した『ビッグチキンカツ弁当』『ビッグチキンカツカレー』の新発売を発表。さらに、期間限定で昨夏好評だったカレー商品の『ほうれん草チーズ』トッピングの販売を開始することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、商品のイメージが伝わりやすい「夏はドデカツ」のキャッチコピーとともにチキンカツをクローズアップしたアイキャッチを掲載。インパクトのある画像が読み手の目を引きます。新商品の概要や期間限定で復活するトッピングメニューについても端的にわかりやすく説明しているのがGOOD。

「国産とり肉の日」に絡めた事例ではありませんが、国産鶏肉を使用した新メニューの販売を広報PRする際に参考になるプレスリリースです。

参考:「ほっともっと」夏はドデカツ!大きな国産鶏むね肉でボリューム満点!『ビッグチキンカツ弁当』『ビッグチキンカツカレー』8月2日(火)より発売 カレーの『ほうれん草チーズ』トッピングも期間限定で復活

事例3.国産とり肉を使った離乳食を販売開始

離乳食の企画・販売を行う株式会社Eatbyhandは、手づかみで食べる離乳食宅配「TEDEMOGU(てでもぐ)」より国産の鶏肉を使った新メニューを販売開始。詳細をプレスリリースで配信しました。

新メニューの「とり肉と野菜入り豆腐ハンバーグ」は、脂身と皮を取り除いた鶏肉と、にがりとすまし粉で作った豆腐、国産の玉ねぎ、人参、小松菜を混ぜたものです。プレスリリースには、1つ22gの豆腐ハンバーグにタンパク質が約3.2g含まれていることや、栄養面についてもしっかりと説明しているのがGOODポイント。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、「国産とり肉」を使ったメニューに関する情報発信の参考になる事例です。

参考:手づかみ離乳食宅配のTEDEMOGU(てでもぐ)で、1歳頃から食べられる国産の鶏肉を使用した新そうざいが登場!

「国産とり肉の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月29日「国産とり肉の日」は、肉類のなかでも国産の鶏肉に注目が集まりやすい日です。国産品を中心に取り扱っている方や、鶏肉を用いたメニュー開発に携わっている方にとっては特に、「国産とり肉の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「国産とり肉の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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