筋肉を考える日
12月4日は「E.T.の日」。今回は「E.T.の日」の意味や由来を解説します。
また、「E.T.の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に映画業界の方や、『E.T.』関連の商品を販売している方は、ぜひ参考にしてみてください。
「E.T.の日」の意味・由来とは?
12月4日は「E.T.の日」。1982(昭和57)年12月4日、スティーヴン・スピルバーグ監督のアメリカ映画『E.T.』が日本で公開された出来事にちなんだ記念日です。
アメリカ国内では当時最大の興行収入を達成し、全世界の映画配給収入歴代1位を記録しました。日本でも大きな話題を呼び、初公開から40年が経った現代でも、名作映画のひとつとして知られています。
なお、E.T.の語源である「Extra-Terrestrial(地球外生命体)」は、当時「宇宙からの愛らしい訪問者」と訳されました。地球外生命体と少年の出会いを描くストーリーだけでなく、ユニークなキャラクターも人気の理由といえます。
世界的に知名度の高い映画作品であるため、老若男女を問わず幅広い層をターゲットにできるでしょう。映画業界だけでなく、キャラクターとのコラボ商品を販売したり、アンケート調査に活かしたりといった広報PR活動にも有用です。
「E.T.の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「E.T.の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「E.T.の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「E.T.の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「E.T.の日」を元に発信をする流れ
「E.T.の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「E.T.の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「E.T.の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「E.T.の日」を広報PRに活かした事例
「E.T.の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「E.T.の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「E.T.の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.人気映画とコラボレーションした限定時計を販売開始
精密・電子機器の製造を行うシチズン時計株式会社は、『シチズンコレクション』RECORD LABEL(レコードレーベル)からユニバーサルの人気映画とのコラボレーション限定モデルを販売することをプレスリリースで発表。温度を測るセンサー機能を盛り込んだアナデジテンプのデザインをベースにした商品です。
限定モデルは「Back to the Future(バック・トゥ・ザ・フューチャー)」「E.T.」「Jurassic Park(ジュラシック・パーク)」「JAWS(ジョーズ)」とコラボした全4種類。プレスリリースでは、時計のこだわりやデザインの特徴をモデルごとにピックアップ。商品の詳細な魅力が伝わるように、複数の画像を掲載しているのがGOODです。「E.T.の日」に関する発信ではありませんが、映画などのコラボレーションの際に参考になる広報事例です。
参考:「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など、ユニバーサルの人気映画とのコラボレーションモデルが数量限定で登場『シチズンコレクション』
事例2.ジョン・ウィリアムズが手掛けた楽曲を生演奏で聴けるコンサートを開催
株式会社キョードーメディアスは2022年2月、世界的な音楽家であるジョン・ウィリアムズの90歳を記念し、ウインド・オーケストラ・コンサートの開催を決定しました。『スター・ウォーズ』『ハリー・ポッター』といった映画に採用された数々の名曲を、一気に堪能できる豪華なコンサートです。
さらにプレスリリースでは、4月開催の「『E.T.』in コンサート」についてもピックアップ。映画全編を通したスコアの生演奏を、大スクリーンとともに体験できるプロジェクトです。映画作品のファンはもちろん、オーケストラや音楽が好きな人にとって、特に魅力的な企画内容となっています。
参考:ジョン・ウィリアムズ 祝90歳記念!「ジョン・ウィリアムズ」ウインド・オーケストラ・コンサート開催決定!
「E.T.の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月4日の「E.T.の日」は、『E.T.』をはじめとするSF映画作品に注目が集まりやすい日です。映画業界の方や、配信サービスを運営する企業の方にとっては特に、「E.T.の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
また、「E.T.の日」に合わせて調査リリースを出したり、TwitterやInstagramといったSNSで商品・サービスについて発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「E.T.の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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