PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
イースター(4月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日イースター(4月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2025年4月20日は「イースター(復活祭)」。今回は「イースター」の意味や由来を解説します。

また、「イースター」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に春シーズンならではのイベント・キャンペーン企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「イースター」の意味・由来とは?

2025年4月20日は「イースター(復活祭)」です。イエス・キリストが磔刑に処され、3日後に復活したことを記念するキリスト教の祭日として制定されました。

日付は宗派によって算定方法が異なり、東方教会は4月始めから5月始め、西方教会は3月末から4月末のいずれかの日曜日が記念日です。

日本ではグレゴリオ暦を用いる西方教会の日付が広く知られており、2025年は4月20日、2026年は4月5日が「イースター」にあたります。

日本人にとってそれほど馴染み深い記念日ではないものの、キリスト教においては最重要視される日。

キリスト教に深く絡めた企画でなくとも、「イースター」の時期にキャンペーンを実施したり、「イースター」にちなんだ限定商品を展開したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

「イースター」をきっかけに広報PR活動をする効果

「イースター」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「イースター」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「イースター」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「イースター」を元に発信をする流れ

「イースター」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「イースター」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「イースター」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「イースター」を広報PRに活かした事例

「イースター」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「イースター」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「イースター」をモチーフにした期間限定ケーキを販売

株式会社ベストホスピタリティーネットワークは、2025年4月20日の「イースター」にちなんで商品を展開し、プレスリリースを配信しました。4月8日から20日の期間限定で、「イースター」をモチーフにしたカラフルなケーキを販売。

中からパステルカラーのイースターエッグがあふれ出すユニークな商品企画が特徴的で、プレスリリースでもその様子を写真で紹介しています。店舗情報のほか、シェフの実績がわかる情報と人物写真を掲載してストーリー性を持たせたのがGOODな好事例です。

参考:『ストリングス イースターエッグギミックケーキ』新登場

事例2.日本上陸24周年と「イースター」を祝うアニバーサリー企画

ステーキハウスをはじめとする飲食店の運営を手掛ける株式会社ワンダーテーブルは、アメリカンダイニング「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」で展開する3日間限定の企画についてプレスリリースを配信しました。日本上陸24周年と、2025年4月20日の「イースター」を記念するアニバーサリー企画です。

アメリカンダイニングならではの記念日に加え、周年記念を組み合わせて独自性の高いコンテンツになっているのが魅力。目玉商品やコラボ企画などを見出しに分け、豊富な写真とともに紹介したプレスリリースも非常に参考になります。

参考:【ロウリーズ・ザ・プライムリブ】日本上陸24周年 ~感謝を込めた豪華3日間限定イベント~

事例3.「イースター」にちなんだケーキをプレスリリースで公開

洋菓子メーカーのモロゾフ株式会社は、2025年4月20日の「イースター」に合わせてケーキの発売を決定し、販売期間や価格などをプレスリリースで発表しました。「イースター」の象徴であるウサギをデザインしたチーズケーキや、イチゴを使ったレアチーズケーキなどを紹介しています。

大きいサイズの写真を掲載し、「イースター」のシーズンならではの世界観を演出したビジュアルがGOOD。商品情報のみのプレスリリースですが、記念日の意味にも触れて自社事業・商品との親和性を伝えています。

参考:人気のチーズケーキがイースターデザインで登場!

事例4.イースターエッグをモチーフにしたスイーツのラインナップを紹介

東京都新宿区でホテルを運営するヒルトン東京は、2025年4月7日から21日にかけて販売する商品のプレスリリースを配信しました。「イースター」に合わせて、イースターエッグをイメージしたスイーツを展開。

複数のラインナップを1枚に収めた写真のほか、各商品の味わいやこだわりも写真とともに詳しく紹介したのがGOODです。提供開始の約1週間前にプレスリリースを配信しているため、周辺の生活者はもちろん旅行を検討している潜在層にもアプローチできるでしょう。

参考:【ヒルトン東京】現代アートを思わせる春の贈り物、イースターチョコレート

事例5.ゲーム内イベントの「イースター」特別企画を展開

ゲーム製品や音楽コンテンツなどの企画・制作・販売を手掛ける株式会社マーベラスは、ゲームアプリ「騎当千エクストラバースト」で開催するゲーム内イベントのプレスリリースを配信。「イースター!バニーショータイム」と題したシナリオイベントの内容を発表しました。

ゲーム画面の画像を交えながら、2025年の「イースター」ならではのイベント概要を紹介しています。各プログラムを一つずつピックアップし、開催期間や特典などに訴求した構成がGOODです。既存ユーザーはもちろん、プレイ経験のない潜在層への認知拡大・利用促進効果も期待できるでしょう。

参考:1日限定エイプリルフール特別イベントやイースターイベントを開催!『Le Ciel Bleu Clair~ル・シエル・ブルー・クレール~』

「イースター」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「イースター」は、キリスト教最大の祭日であるイースター(復活祭)に注目が集まりやすい日です。特定の商材カテゴリに限らず、「イースター」の象徴をデザインした商品展開や、春のイベント企画を検討している方にとっても、「イースター」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「イースター」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ