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アインシュタイン記念日(6月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日アインシュタイン記念日(6月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月30日は「アインシュタイン記念日」。今回は「アインシュタイン記念日」の意味や由来を解説します。

また、「アインシュタイン記念日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に宇宙・物理学に関連する研究を行っている企業や、アインシュタインに関連する書籍やサービスを提供している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「アインシュタイン記念日」の意味・由来とは?

6月30日は「アインシュタイン記念日」です。1905年のこの日、アルベルト・アインシュタインが相対性理論に関する最初の論文「運動する物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デル・フィジーク』に提出した日に由来しています。

論文を提出した当時はスイス連邦特許局の無名の技師でしたが、後にアインシュタインは20世紀最大の天才、偉大な理論物理学者となり、ノーベル物理学賞を受賞しています。

「アインシュタイン記念日」に合わせた企画はほとんどないようですが、アルベルト・アインシュタインに関するイベントや企画は、さまざまな企業が手掛けています。

「アインシュタイン記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「アインシュタイン記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アインシュタイン記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アインシュタイン記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「アインシュタイン記念日」を元に発信をする流れ

「アインシュタイン記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「アインシュタイン記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「アインシュタイン記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「アインシュタイン記念日」を広報PRに活かしたい事例

「アインシュタイン記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「アインシュタイン記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも記念日に限定したプレスリリースではありませんが、「アインシュタイン記念日」を広報PRに活かせそうな事例です。

事例1.アインシュタインの子孫が活躍するヒットドラマを独占放送

アクション海外ドラマ専門チャンネル「アクションチャンネル」を運営するAXN株式会社は、「アインシュタイン ~天才科学者の殺人捜査~」シーズン2の放送をプレスリリースで発表しました。世界で大ヒットしたドラマの続編で、日本では初の独占配信となります。

アインシュタインの子孫である科学者と、刑事のバディが捜査を展開するストーリー。その題材に、アインシュタインの誕生日である3月14日を組み合わせたプレスリリース配信がGOODです。「アインシュタインの日」の事例ではありませんが、関連する記念日をうまく活用した好事例といえます。

参考:“3/14はアインシュタインの誕生日” アインシュタインの子孫が犯罪捜査に挑む!ドイツ発、世界で大ヒットしたサイエンス・クライムドラマの続編が待望の日本初上陸!

事例2.アインシュタインの研究を解説する児童向け書籍を紹介

株式会社学研ホールディングスは、グループ会社の株式会社 Gakkenが発売する書籍『やさしく読める ビジュアル伝記 アインシュタイン』のプレスリリースを配信しました。伝記シリーズ第20巻として、アインシュタイン博士の研究内容や現代の生活に与えた影響などを解説した児童書です。

「アインシュタイン記念日」に関連した事例ではありませんが、ページ画像を複数掲載した書籍内容を視覚的に紹介したのがGOOD。同シリーズの関連商品もいくつかピックアップすることで、プレスリリースをきっかけに認知拡大効果へとつなげています。

参考:【6月5日(木)発売】累計発行部数30万部突破の大人気伝記読み物シリーズから、「アインシュタイン」が発売! 低学年から楽しく読める理由とは?

事例3.多様なグレートサイエンティストを収録した書籍を発売

日本経済新聞社は、グループの出版社「日経サイエンス」が発売する書籍についてプレスリリースを配信。物理学者のアルベルト・アインシュタインや科学者のオッペンハイマーなど、多様なグレートサイエンティストの実像を収録した解説本です。

プレスリリースには収録内容と著者名が詳しく記載されており、カテゴリに分けて認識しやすいまとめ方もGOOD。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、発売直後に配信することでメディア関係者・生活者の幅広い層に情報を届けた好事例といえるでしょう。

参考:グレートサイエンティストの実像に迫る 『科学者の流儀 それでも研究はやめられない』12月18日(水)発売

「アインシュタイン記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

アインシュタインにゆかりのある日にちにちなんだイベントを開催している事例や、「アインシュタイン記念日」をうまく絡めることができそうな事例を紹介しました。

「100周年記念」のような節目の記念日を組み合わせ、より特別感を出したイベントの企画もできそうです。「アインシュタイン記念日」だけでなく、3月14日のアインシュタインの誕生日を組み合わせたキャンペーンの実施なども一案です。

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