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電子コミックの日(8月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日電子コミックの日(8月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月16日は「電子コミックの日」。今回は「電子コミックの日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「電子コミックの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に電子書籍のサービスや商品に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「電子コミックの日」の意味・由来とは?

8月16日は「電子コミックの日」です。総合電子コミックサイト「コミックシーモア」を運営するエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ(NTTソルマーレ)株式会社が、サービス開始10周年を記念して制定しました。一般社団法人日本記念日協会にも、正式な記念日として認定されています。

日付は、コミックシーモアが2004年8月16日にサービス提供を開始したことが由来です。近年ポピュラーになりつつある電子書籍サービスをさらに認知拡大し、電子コミックを通じて日本全体を明るくする目的があります。

エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社を筆頭に、「電子コミックの日」にちなんだイベント・キャンペーンを毎年開催。電子書籍サイトでマンガを取り扱っている企業であれば、8月16日やその前後の広報PR活動に活かせるでしょう。

「電子コミックの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「電子コミックの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「電子コミックの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「電子コミックの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「電子コミックの日」を元に発信をする流れ

「電子コミックの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「電子コミックの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「電子コミックの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「電子コミックの日」を広報PRに活かした事例

「電子コミックの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「電子コミックの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、電子マンガなどを取り扱うサービスに関するプレスリリースは、今後「電子コミックの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.コミック配信サービスの2023年上半期ランキングを発表

株式会社ビーグリーが運営するコミック配信サービス「まんが王国」は、2023年上半期ランキングをプレスリリースで公開しました。

プレスリリースではランキング結果について1位〜10位までのタイトル名と合わせて、興味を持った人が作品にすぐにたどり着けるように電子コミックのリンク先を併記しているのがGOODです。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、ランキングを用いた活用方法は、今後電子コミック配信サービスの広報PRとして参考になる事例といえるでしょう。

参考:『まんが王国』が2023年上半期ランキングを公開!話題のメディア化作品からオリジナル作品まで人気タイトルがランクイン!

事例2.電子書籍サービスに関する調査リリースを配信

株式会社ACILが運営するモノやサービスに関する情報メディア『いーぶっかー』は、全国の男女100人を対象に「電子書籍サービスを選ぶ上でもっとも優先するポイント」についてアンケート調査を実施。結果を調査リリースで配信しました。

もっとも優先するポイントの1位は「取り扱いジャンル・品揃え」、続いて2位が「割引クーポンやキャンペーン」、3位が「無料漫画の数」という結果になりました。プレスリリースでは5位までの結果をグラフにし、実際のアンケートで得たコメントとともに紹介しています。

記念日に絡めた事例ではありませんが、「電子コミックの日」に合わせてアンケートを実施し、調査リリースを配信するのも一案です。

参考:【調査レポート】電子書籍サービスを選ぶ上でもっとも優先するポイントは?1位は2位と差が開く結果に!

事例3.サービス開始10周年を記念し、人気作品のLINEスタンプを無料配布

LINE Digital Frontier株式会社は、運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」のサービス開始10周年を記念し、第2弾となる人気作品のLINEスタンプを無料配布することをプレスリリースで発表しました。

「LINEマンガ」10年の歴史でコメント数が多かった作品から名シーンを切り取ったスタンプが登場。プレスリリースでは、実際のスタンプ画像と作品の作者のコメントを掲載し、自社サービスだけでなく作品の認知拡大にもつなげています。

「電子コミックの日」に関連するものではありませんが、周年に関しての発信は、より多くの人にサービスを知ってもらう機会となります。

参考:「LINEマンガ」10周年を記念したLINEスタンプ第2弾を5/9より無料配信開始!出版社をまたいで人気作が大集合!

「電子コミックの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

電子書籍サービスのなかでマンガを取り扱っている場合は、8月16日の「電子コミックの日」にちなんだ広報事例を考案できます。特定の日付に関連づけるのが困難な場合は、2月17日の「電子書籍の日」もあわせて検討してみると良いでしょう。

また、夏の時期であることを活かして、ホラーやミステリーといったマンガカテゴリを限定するのも一案です。電子書籍サービスの需要は拡大しているため、読者・作家双方の切り口から広報PRに活かせるでしょう。

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