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EPAの日(毎月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日EPAの日(毎月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月30日は「EPAの日」。今回は「EPAの日」の意味や由来を解説します。

また、「EPAの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、サプリメントの開発・製造などを手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「EPAの日」の意味・由来とは?

毎月30日は「EPAの日」です。水産や食品といった分野で事業を展開する、株式会社ニッスイによって制定されました。日付は、「ニ(2)ク(9)を食べた次(30)の日に、魚を食べてほしい」という思いを込めて、毎月30日としたのが由来です。

「EPA(エイコサペンタエン酸)」は魚に多く含まれており、中性脂肪の減少や動脈硬化の予防が期待できる脂肪酸。記念日をきっかけにEPAを摂取し、バランスの良い食生活を送ってもらうことを目的としています。

専門的な分野からの発信はもちろん、EPAを活用したサプリメントを紹介したり、魚料理の新商品をプレスリリースで紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「EPAの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「EPAの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「EPAの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「EPAの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「EPAの日」を元に発信をする流れ

「EPAの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「EPAの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「EPAの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「EPAの日」を広報PRに活かした事例

「EPAの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「EPAの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「EPAの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.EPA・DHAが摂れる機能性オイルがマタニティフード認定を取得

株式会社味とサイエンスは、「Mo3 (モスリー)リポバランスオイル」が一般社団法人日本マタニティフード協会発行のマタニティフード認定を取得したことをプレスリリースで発表。藻類由来のオメガ3系脂肪酸(DHA、EPA、a-リノレン酸)と、MCTオイルがブレンドされた妊娠中や産後に摂取したい成分が補給できる機能性オイルです。

プレスリリースでは取得したマタニティフード認定の説明をしたうえで、本商品が妊婦さんにおすすめできる理由を紹介。商品の特徴を箇条書きで端的にまとめられた点がGOODです。「EPAの日」に関連した発信ではありませんが、認定取得や商品の紹介にとどまらず、開発者のコメントを載せた展開が印象に残る好事例です。

参考:「Mo3(モスリー)リポバランスオイル」がマタニティフード認定を取得しました

事例2.DHAやEPAをおやつ感覚で摂取できるスナック菓子に4連タイプが登場

菓子や食品の製造販売を行う株式会社おやつカンパニーは、おさかなスナック菓子「素材市場 いわしのスナック」に4連タイプが登場したことをプレスリリースで配信。ブランドのアンバサダーに魚類学者でタレントのさかなクンが就任したことも同時に発表しました。

いわしを生地に練り込み、カルシウムやビタミンD、DHA、EPAをおやつ感覚で摂取できるスナック菓子です。4連タイプの食べきりサイズで、手軽さを訴求ポイントとしたプレスリリースがGOOD。「EPAの日」に絡めたものではありませんが、同シリーズの他商品も紹介し購買意欲を高めた参考になる事例です。

参考:さかなクンがアンバサダーに就任!ヘルシー感覚のおさかなのスナック菓子「素材市場 いわしのスナック 」に4連タイプが新登場

事例3.青魚の匂いを抑えた健康食品「DHA&EPA」を販売

医薬品や健康食品、サプリメントの製造販売を行う森下仁丹株式会社は、魚に多く含まれる成分のDHAやEPAを配合した健康食品「DHA&EPA」の販売をプレスリリースで配信しました。

シームレスカプセルで包むことにより魚独特の匂いを抑え、アルミスティックで1回ずつ密封することから酸化防止にも効果的なのが特長。記念日にちなんだ事例ではありませんが、「魚が苦手な人必見!」と題し、魚嫌いでも手に取りやすいことをひと目で伝えたタイトルがわかりやすくGOODです。

参考:魚が苦手な人必見!独自のシームレスカプセル技術で青魚の独特の匂いをシャットアウト「DHA&EPA」

「EPAの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月30日の「EPAの日」は、EPAやEPAを含む食材・商品に注目が集まりやすい日です。魚を使った商品開発に携わっている方や、サプリメントの開発・販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「EPAの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「EPAの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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