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脱出の日(2月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日脱出の日(2月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月26日は「脱出の日」。今回は「脱出の日」の意味や由来を解説します。

また、「脱出の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にゲーム業界の方や、脱出ゲームにまつわるイベントを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「脱出の日」の意味・由来とは?

2月26日は「脱出の日」です。1815年2月26日、イタリアのエルバ島に流刑されていたナポレオン・ボナパルトが、島からの脱出に成功した出来事にちなんでいます

エルバ島を発ったナポレオンはフランスに向かい、パリで政権に復帰。その後ふたたび退位せざるを得ない状況となり、イギリスのセントヘレナ島に幽閉されました。なお、ナポレオンはセントヘレナ島で一生を終えています。

歴史的な出来事にちなんだ記念日ですが、脱出ゲームのソフトや、体験型の脱出ゲームなど、ゲーム業界に関係が深い日といえるでしょう。脱出をテーマにした商材であれば、多様な広報PRに活用できます。

「脱出の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「脱出の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「脱出の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「脱出の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「脱出の日」を元に発信をする流れ

「脱出の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「脱出の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「脱出の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「脱出の日」を広報PRに活かした事例

「脱出の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「脱出の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「脱出の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.閉館後の水族館で海の未来を考える謎解き脱出イベントを開催

一般社団法人謎解きエデュテイメント協会は、2024年1月12日から14日の期間中、閉館後の「しながわ水族館」にて謎解きで海の未来を考えるリアル脱出イベント「危機迫る水族館を救え!巨大怪獣ポリマドンの謎」を実施。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海に関するイベントを行う“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環としてプレスリリース配信されています。

イベント実施の背景として、海や水族館になじみのない人でも、海に関する環境問題について知り・考えてもらうために企画・制作したことを記載。開催のお知らせでけでなく、先行体験会レポートをイベントの様子がわかるように複数の写真とともに紹介しているのもGOODです。さらに、体験者の声やイベント概要、動画やノベルティなど、興味を促す情報が掲載。

「脱出の日」に関する事例ではありませんが、盛りだくさんの情報を読みやすいように整理されたプレスリリースの構成が参考になるのではないでしょうか。

参考:夜の水族館からの脱出!謎解きで海の未来を考えるリアルイベント「危機迫る水族館を救え!巨大怪獣ポリマドンの謎​​」

事例2.サバイバルホラー脱出ゲームのアップデートをプレスリリースで配信

ゲーム・アニメ・映画などの制作を手掛ける株式会社ディッジは、PC向けゲームプラットフォーム「Steam」版のサバイバルホラー脱出アクション『あけておねがい』のアップデートを実施したことをプレスリリースで発表。アップデートを記念してセールも開催されます。

プレスリリースのタイトルを読むだけで、どのようにアップデートしたかがわかるのがGOOD。本文では、実際のプレイ画面を掲載しながら特徴を紹介しており、脱出ゲームの詳細が伝わります。記念日にちなんだ施策ではありませんが、新商品の発売以外にもアップデートした際にもプレスリリース配信のよい機会であることがわかる好事例です。

参考:Steam版サバイバルホラー脱出ゲーム『あけておねがい』がキーボード・マウス入力の対応アップデートを配信。さらにアップデートを記念して2024年2月7日(水)より30%OFFセールがスタート!

事例3.横浜の街を散策しながら楽しめる謎解きゲーム付きの宿泊プランを発売

藤田観光株式会社は、運営する「横浜桜木町ワシントンホテル」にて、謎解き体験型ゲーム付きの宿泊プラン『ぶらり散策・横浜の謎を解け!「春休み卒業旅行」プラン』を2024年2月1日より販売することをプレスリリースで配信。リアル脱出ゲームを手掛ける株式会社SCRAPの「横浜謎解き街歩き」キットと横浜市営バス・市営地下鉄の一日乗車券「みなとぶらりチケット」付きのプランです。

横浜中華街や山下公園など横浜の街を観光しながら謎解きを楽しめる体験型ゲーム・イベントです。プレスリリースでは、リード文で今回のプランの魅力や学生特典についてわかりやすく紹介。謎解きを体験する4シーンのイメージをアイキャッチに設定しているのもGOODです。

「脱出の日」に合わせた施策ではありませんが、ホテル、観光地巡り、脱出ゲームといった多くの要素を簡潔にまとめ、プレスリリースで配信した参考事例です。地域の活性化にも貢献した広報PRでもあります。

参考:【横浜桜木町ワシントンホテル】春休み限定!卒業旅行にオススメ「ぶらり散策・横浜の謎を解け!」プラン

「脱出の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月26日の「脱出の日」は、脱出をテーマにした書籍やゲームに注目が集まりやすい日です。ゲーム業界の方や、脱出ゲームに関するイベント・キャンペーンを提供する企業の方にとっては特に、「脱出の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「脱出の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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