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証券取引所の大納会(12月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日証券取引所の大納会(12月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月30日は「証券取引所の大納会」。今回は「証券取引所の大納会」の意味や由来を解説します。

また、「証券取引所の大納会」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に金融業界の方や、証券取引にまつわる事業を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「証券取引所の大納会」の意味・由来とは?

12月30日は「証券取引の大納会」です。証券取引所の最終取引日に実施される催事を意味しており、一般的には、催事が行われる日そのものが「大納会」と呼ばれています。年始の取引日である「大発会」とあわせて、証券取引所の恒例イベントです。

12月30日は原則的な日付であり、土曜日・日曜日が重なった場合は、前営業日に大納会を実施します。

毎年「証券取引の大納会」には、東京都・大阪府をはじめとする会場で大規模なイベントを開催。たとえば、日本取引所グループは、2021年12月30日の大納会で特別ゲストを迎え、1年間の証券取引を締めくくりました。

「証券取引所の大納会」をきっかけに広報PR活動する効果

「証券取引所の大納会」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「証券取引所の大納会」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「証券取引所の大納会」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「証券取引所の大納会」を元に発信をする流れ

「証券取引所の大納会」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「証券取引所の大納会」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「証券取引所の大納会」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「証券取引所の大納会」を広報PRに活かした事例

「証券取引所の大納会」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「証券取引所の大納会」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「証券取引所の大納会」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.資産運用について学べる3日間のイベント情報を発表

RX Japan株式会社は、「第6回 資産運用EXPO【春】」の開催情報を発表しました。1月13日から15日にかけて、資産運用に関する商品・サービスを展開するプロジェクトです。

プレスリリースでは、2022年12月30日の東京証券取引所の大納会を取り上げ、今回のイベント開催に至った背景について触れています。開催初日の数日前にプレスリリースを配信することで、より効率的な認知拡大効果を発揮した広報PR事例といえるでしょう。

参考:【2023年 資産所得倍増プラン元年に備える】資産運用をゼロから学べるイベントが、いよいよ今月1月東京で開催 | RX Japan 株式会社のプレスリリース

事例2.大納会・大発会を大型LEDディスプレイでライブ中継

再開発事業・ビルディング事業・アセットマネジメント事業を手掛ける、平和不動産株式会社は、2022年12月30日の「証券取引所の大納会」と1月4日の大発会の様子を、ライブ中継することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースは、「日本取引所グループ 大納会・大発会」をKABUTO ONE 1F アトリウムでライブ中継することを簡潔に知らせたものです。大型ディスプレイならではの臨場感・迫力といった魅力を訴求し、読者の興味関心を高めているのが特徴的。記念日のプレスリリースや、自社の取り組みを発信する広報PR施策に参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:「日本取引所グループ 大納会・大発会」KABUTO ONE 1F アトリウムでのライブ中継のお知らせ | 平和不動産株式会社のプレスリリース

事例3.証券取引でキャッシュバックを受け取れるキャンペーン

GMOインターネットグループのGMOフィナンシャルホールディングス株式会社は、連結会社であるGMOクリック証券株式会社のプレスリリースを配信しました。「【FX全通貨ペア対象】最大77万円キャッシュバックキャンペーン!」と題し、取引数量に応じてキャッシュバックを受け取れるキャンペーン企画です。

「証券取引所の大納会」のプレスリリースではありませんが、証券取引に関する広報PR施策のひとつとして参考になります。キャッシュバック内容がひと目でわかるビジュアルや、サービス概要を紹介した記事構成がGOODな事例です。

参考:GMOクリック証券:「【FX全通貨ペア対象】最大77万円キャッシュバックキャンペーン!」開始

「証券取引所の大納会」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月30日の「証券取引所の大納会」は、年末の証券取引や大納会・大発会に注目が集まりやすい日です。金融業界の方や、証券取引にまつわるサービスの企画・イベント展開などを行う方にとっては特に、「証券取引所の大納会」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「証券取引所の大納会」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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