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ファシリティドッグの日(7月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ファシリティドッグの日(7月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月1日は「ファシリティドッグの日」。今回は「ファシリティドッグの日」の意味や由来を解説します。

また、「ファシリティドッグの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に医療機関や慈善団体、社会貢献活動などに取り組んでいる企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「ファシリティドッグの日」の意味・由来とは?

7月1日は「ファシリティドッグの日」です。小児がんや重い病気の子どもたちを心のケアで支援する、認定NPO法人シャイン・オン・キッズによって制定されました。

ファシリティドッグは、病院などの医療施設に常勤し、入院中の子どもやその家族に心の安らぎを与えるために特別に訓練された犬のこと。その存在と意義を広めることが記念日制定の目的です。

日付は、ファシリティドッグが日本ではじめて静岡県立病院で導入されたことに由来しています。

「ファシリティドッグの日」に特化した広報PRは少ないものの、医療機関や子どもの福祉に関する事業を行っている企業の方は、ファシリティドッグにまつわる情報を発信しながら、自社の取り組みや商品、理念といった広報PR活動に役立ててみてはいかがでしょうか。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ファシリティドッグの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ファシリティドッグの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ファシリティドッグの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ファシリティドッグの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ファシリティドッグの日」を元に発信をする流れ

「ファシリティドッグの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ファシリティドッグの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ファシリティドッグの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ファシリティドッグの日」を広報PRに活かした事例

「ファシリティドッグの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ファシリティドッグの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ファシリティドッグの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ファシリティドッグと退院した子どもたちとのふれあいイベント開催を発表

「ファシリティドッグの日」を制定した認定NPO法人シャイン・オン・キッズは、神奈川県立こども医療センターを退院した子どもたちと、ファシリティードッグのアニーとの再会イベント「シャイン・オン!運動会」の開催をプレスリリースで発表しました。

入院中の子どもたちに寄り添う活動をするため、感染対策の観点から退院した子どもたちには原則会うことができないファシリティドッグ。今回のプレスリリースでは、同イベントが退院した子どもたちの「アニーに会いたい!」という多くの声がきっかけとなり開催の運びとなったことを紹介しています。

ファシリティドッグの役割や活動内容に加え、ファシリティドッグが病気の子どもたちにとって大きな存在であることが伝わる広報PRです。

参考:病気とたたかう子どもたちに寄り添うファシリティドッグ 退院した子どもたちとのふれあいイベントを開催します

事例2.読書犬の普及を目的とした新企画とトークショーを開催

滝川クリステルが代表理事を務める「一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」は、読書犬の普及を目的とした新企画「どくしょ犬って知ってる?」の発表会とトークショー開催に関するプレスリリースを配信しました。代官山の蔦屋書店協力のもと、公益社団法人日本動物病院協会と共催したイベントの実施レポートです。

複数の写真を掲載し、読書犬活動の目的や活動、当日のデモンストレーションやトークショーの様子を紹介。イベントの様子を伝えるだけにとどまらず、イベント開催の思いにも言及した内容がGOODです。

ファシリティドッグの日にちなんだイベントではありませんが、他社とのコラボレーションで「ファシリティドッグ」を広報PR活動につなげる参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル新企画 “どくしょ犬って知ってる?”発表会&トークショーを開催

事例3.夕刊紙の人気連載コラムをまとめた書籍の発売を発表

株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研プラスは、新刊の発売を発表するプレスリリースを配信しました。

書籍名は『人とペットの赤い糸』。外資系ペットフード会社の社長やペットフード協会の会長を務めるなど、ペット業界の最前線で長年活躍してきた村越義雄さんによる初著書です。

今回のプレスリリースでは、これからペットを家族として迎えたいと検討している方や、ペットを失いペットロスになり、もうペットと暮らすことは断念したほうがよいと考えている方、自身や家族の健康寿命を延ばしたいと考えている方など、同作品がどのような人におすすめなのかを紹介。書籍の写真と目次を掲載し、この本を読むことで何を知ることができるのか明確に提示することで、興味関心につなげた広報PR事例となっています。

参考:人とペットの暮らしをもっと楽しく幸せに! 夕刊紙の人気連載コラムを1冊にまとめた、読めばペットがもっと好きになる、一緒に暮らしてみたくなる書籍『人とペットの赤い糸』発売

「ファシリティドッグの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月1日の「ファシリティドッグの日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「ファシリティドッグの日」にちなんだイベントを開催することはもちろん、ファシリティドッグに関連したアンケートを調査し、結果を発信したり、他社とのコラボレーションで「ファシリティドッグ」をうまく広報PR活動につなげてみてはいかがでしょうか。

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