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ファミコンの日(7月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ファミコンの日(7月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月15日は「ファミコンの日」。今回は「ファミコンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ファミコンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、企業で取り入れている関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にゲーム業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ファミコンの日」の意味・由来とは?

7月15日は「ファミコンの日」。1983(昭和58)年7月15日、任天堂株式会社から、家庭用ビデオゲーム機の「ファミリーコンピュータ(Family Computer)」が発売された出来事にちなんだ記念日です。

発売後は徐々に人気を高め、「スーパーマリオブラザーズ」や「ドラゴンクエスト」といったゲームソフトとともに、爆発的なヒットを見せました。また、2016年には、ファミコン用ゲームを30タイトル収録した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売されるなど、現代でも高い人気を誇っています。

「ファミコンの日」に限定したイベントやキャンペーンは見られませんが、ゲームに関連性が深い記念日であることから、ゲーム機やソフトの販売促進を狙った広報PR活動に活かせるでしょう。

「ファミコンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ファミコンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ファミコンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ファミコンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ファミコンの日」を元に発信をする流れ

「ファミコンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ファミコンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ファミコンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ファミコンの日」を広報PRに活かした事例

「ファミコンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ファミコンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ファミコンの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.大人気ゲームの日本一を決めるeスポーツ大会

株式会社セガは、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA ぷよぷよ部門」の大会内容をプレスリリースで発表しました。ファミコンなどで30年以上人気を集める対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」の日本一を決定する大会です。

「ファミコンの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、長い歴史を持つ人気ゲームと、現代ならではのeスポーツ大会の魅力を発信した広報PRとなっています。プレスリリースにはゲームシステムを簡単に説明した項目もあり、プレイ経験がない人への認知度を高めることが期待できる事例です。

参考:「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA ぷよぷよ部門」大会内容を公開! エントリーを7月18日(木)受付開始!

事例2.昭和レトロな雰囲気やゲームを体感できる特別展示

株式会社大丸松坂屋百貨店は、2024年7月5日から21日にかけて開催する「昭和レトロ展」についてプレスリリースを配信しました。昭和30〜40年代の街を再現した商店街や、映画ポスター、等身大パネルなどを展示する期間限定イベントです。

プレスリリースでは展示内容の一部を写真で紹介するほか、無料で体験できるファミコンや昔ながらのクリームソーダなどもピックアップ。「ファミコンの日」の事例ではありませんが、レトロなテーマに特化した独自性・新規性で興味を引いた広報PR施策です。

参考:懐かしくて新しい。ノスタルジックな世界へようこそ。大丸神戸店で「昭和レトロ展」を開催いたします。

事例3.ゲームカセットを模したアイテムのラインナップを追加

有限会社スパイダーウェブスは、同社が販売する商品「ファミリーカセットケース」のラインナップを追加し、プレスリリースで発表しました。ゲームカセットの形を模したカードホルダーで、第3弾「ゼビウス」、第4弾「マッピー」の2種類を紹介しています。

こちらも「ファミコンの日」のプレスリリースではありませんが、ユニークなモチーフとデザインで自社ならではの強みを発信。商品写真だけでなく、具体的な使い方がイメージしやすい写真を複数枚掲載したのもGOODです。

参考:昭和ノスタルジー満載の新型カードホルダー「ファミリーカセットケース」新作が2種一挙発売決定!!

「ファミコンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月15日の「ファミコンの日」は、レトロな家庭用ゲーム機や、現代で人気のゲームソフトに注目が集まりやすい日です。ゲーム業界の方や、ゲーム機やゲーミングPCといった製品を販売する企業の方にとっては特に、「ファミコンの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ファミコンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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