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ファッションお直しの日(7月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ファッションお直しの日(7月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月4日は「ファッションお直しの日」。今回は「ファッションお直しの日」の意味や由来を解説します。

また、「ファッションお直しの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界の方、服のリフォームに関するサービスを提供している企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ファッションお直しの日」の意味・由来とは?

7月4日は「ファッションお直しの日」です。アパレルのファッションリフォーム、リペアサービスなどを提供するリフォームスタジオ株式会社が、「0704(お直し)」と読む語呂合わせから制定しました。

「お直し」によって大切な洋服や靴をいつまでも大事にする心を広めることや、自社が資源を大切にし、環境にやさしい企業であることをPRすることが目的です。

リフォームスタジオ株式会社は、イオングループの企業で洋服のお直し「マジックミシン」や靴の修理・クリーニング「リアット!」などを展開しており、記念日に合わせてキャンペーンなどを行っています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ファッションお直しの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ファッションお直しの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ファッションお直しの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ファッションお直しの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ファッションお直しの日」を元に発信をする流れ

「ファッションお直しの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ファッションお直しの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ファッションお直しの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ファッションお直しの日」を広報PRに活かした事例

「ファッションお直しの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ファッションお直しの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「ファッションお直しの日」にちなんだリメイクキャンペーンを開催

洋服やバッグなどのお直しを展開するイオングループのリフォームスタジオ株式会社は、2023年2月27日から年3月31日の期間で第8弾「お直しドリームキャンペーン」の応募を実施。7月4日の「ファッションお直しの日」の制定記念に、「マジックミシン」「リアット!」が持つお直しの技術を通じ、全国5名様のお直しの夢の実現をお手伝いするという企画です。

プレスリリースには、「お直しドリームキャンペーン」についての詳細を掲載。このキャンペーンを通して、ファッションリフォームの文化の拡大を目指していることを記しています。昨年の実現レポートを紹介し、どんなことが実現可能かイメージしやすくなっている点がGOOD。

自社が制定した記念日に合わせて広報PR活動することで、目的や取り組みの認知を高めた好事例です。

参考:0704「お直しの日」あなたのお直しの夢を叶えます 【第8弾】お直しドリームキャンペーン開催

事例2.不要な衣服の再利用販売、記念日にちなんだイベントを実施

JR東日本スタートアップ株式会社は、アパレルブランド「ALL YOURS」を運営する株式会社オールユアーズとJR東日本グループの株式会社JR中央線コミュニティデザイン、クラボウ(倉敷紡績株式会社)と協業し、SDGs達成に向けた取り組みを実施。プレスリリースで詳細を発表しました。

着なくなった衣服をアップサイクルし、7月1日よりオンラインストアをはじめJR中央線各駅の「セレオ」「nonowa」にて販売するほか、7月4日の「ファッションお直しの日」に合わせてワークショップイベントを開催するといった内容です。プレスリリースには、取り組み概要から各社概要まで丁寧に掲載されています。

衣服の再利用や再資源化といった自社の取り組みを、記念日とうまく合わせた広報PR事例です。また、協業する株式会社オールユアーズからも同内容のプレスリリースを配信することで、より多くの人に知ってもらえる機会をつくっています。

参考:JR東日本初!服再生ステーションがオープン!駅で回収した服が新しい製品になって地域に帰ってくる!

事例3.衣類や鞄のお直し専門店のオープンをプレスリリースで発表

イオングループのリフォームスタジオ株式会社は、大阪市の地下街なんばウォークに洋服のお直し「マジックミシンなんばWalk1番街店」をオープンしました。

プレスリリースには、多くのお客さまの大切な衣類やバッグをお直しやリメイクによって提供する「サステナブルファッション」を届けたいという想いやオープン記念の割引特典の情報を記載。また、洋服だけでなく、ランドセルや制服などのリメイクといったサービスの提供が可能なこと、事例1で紹介した第8弾「お直しドリームキャンペーン」の応募事項などを掲載しています。

グループ会社が一丸となって制定記念日にちなんだキャンペーンを告知。多くの人に7月4日の「ファッションお直しの日」の認知度を高める広報PR事例です。

参考:洋服のお直しマジックミシンなんばWalk1番街店 3月24日(金)オープン

「ファッションお直しの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ファッションお直しの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ファッションお直しの日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、服や靴などのお直しに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、ファッションのお直しに関連する商品やサービスがある場合は、記念日に合わせて積極的に発信するとよいでしょう。「ファッションお直しの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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