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ファイトの日(5月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ファイトの日(5月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月10日は「ファイトの日」。今回は「ファイトの日」の意味や由来を解説します。

また、「ファイトの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に元気・健康といったキーワードに関する企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ファイトの日」の意味・由来とは?

5月10日は「ファイトの日」です。医薬品や健康関連商品の研究・開発から販売までを手掛ける、大正製薬株式会社によって制定されました。

日付は「ファイ(5)ト(10)」と読む語呂合わせが由来。同社の人気商品「リポビタンD」の発売50周年に合わせて制定された記念日で、この日をきっかけにリポビタンDを飲んで疲労回復・元気になってもらいたいという願いが込められています。

特定商品にちなんだ記念日ですが、多様なイベント・キャンペーンに有用です。「元気」「疲労回復」といったキーワードに絡めた商品を紹介したり、キャンペーン企画をプレスリリースで発信したりできるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ファイトの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ファイトの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ファイトの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ファイトの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ファイトの日」を元に発信をする流れ

「ファイトの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ファイトの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ファイトの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ファイトの日」を広報PRに活かした事例

「ファイトの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ファイトの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「ファイトの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.「ファイトの日」にXでギネス世界記録に挑戦

大正製薬株式会社は、2025年5月10日の「ファイトの日」にちなんでプレスリリースを配信。リポビタンDまたはリポビタンシリーズなどを手に持つ人の写真をXで募集し、投稿数最多のギネス世界記録に挑戦することを発表しました。

「ファイトの日」である5月10日に加え、「イッパツ」の語呂合わせで18時02分からカウントを開始するとしたのがユニークなポイントです。キャンペーンの開始前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者や多くの生活者に認知を広めています。

参考:“ファイトの日”に再び挑む! 皆の「ファイト!」で世界一を!!リポビタンがギネス世界記録™に挑戦

事例2.パフォーマンス向上をサポートする福利厚生プログラム

株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレットは、企業向け福利厚生プログラム「おうち温泉健康習慣」を提供することをプレスリリースで発表しました。純正重炭酸入浴剤を活用し、社員や家族、企業全体のパフォーマンス向上サポートを目的とした取り組みです。

「ファイトの日」の事例ではありませんが、「睡眠不足や疲労回復不足が労働パフォーマンスに影響を与える」といった解説をふまえ、福利厚生導入の背景・目的を明らかにしたのがGOOD。生活者はもちろん、関係者やその家族にも自社の取り組みを知ってもらう効果が期待できます。

参考:【健康経営の新常識】社員と家族の心身を整える福利厚生サービスー発明元の純正・重炭酸入溶剤ホットタブによる『おうち温泉健康習慣』プログラム

事例3.春の免疫力アップ方法をライフハックとして提案

医療・介護・予防医療を軸にウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループは、ライフハックを届ける「SAKURA LIFE TIPS」の配信情報をプレスリリースで発表しました。2025年3月25日の配信では、体調を崩しやすい春の免疫力アップ方法を中心に展開しています。

監修者のプロフィールや実績を紹介したうえで、「花粉症対策におすすめの食材」「体調不良を防ぐ栄養素」といったコンテンツを構成したのがGOODです。こちらも記念日にちなんだ事例ではありませんが、定期配信コンテンツの有益性を知ってもらい、注目度を高める広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。

参考:春のゆらぎに負けない栄養術 〜コンビニ食材も活用!忙しいあなたもできる、春の免疫力アップライフハック

「ファイトの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月10日の「ファイトの日」は、元気・疲労回復といったキーワードを想起させるきっかけになる日です。飲料メーカーの方はもちろん、関連キーワードに絡めた広報PR企画を検討している方にとっても、「ファイトの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ファイトの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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