
心の介護に向き合う日
2025年11月7日は「立冬」。今回は「立冬」の意味や由来を解説します。
また、「立冬」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に秋から冬にかけて、または11月ならではのイベント・商品企画を検討している方は参考にしてみてください。
2025年11月7日は「立冬」です。日本の1年を24の季節に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、暦上での冬のはじまりともいわれています。
毎年日付は変わりますが、7日または8日になるケースが多いのですが、2025年と2026年は11月7日が「立冬」です。
日本人にとって馴染み深い節気であるため、季節の変わり目となる「立冬」シーズンのキャンペーンを開催したり、本格的な冬に向けた商品のプレスリリースを配信したりといった広報PR施策に活かしやすい記念日といえるでしょう。
「立冬」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「立冬」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「立冬」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「立冬」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「立冬」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「立冬」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「立冬」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「立冬」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
ラグジュアリーホテル「シックスセンシズ京都」は2024年11月7日の「立冬」に合わせて、アフタヌーンティーの提供を開始することを発表しました。二十四節気に合わせてメニューが変わる「暦(KOYOMI)アフタヌーンティー」で、2週間限定で提供するメニューです。
プレスリリースではアフタヌーンティーと「立冬」について触れたうえで、二十四節気に合わせたメニューを写真とともに紹介。後半ではシェフも紹介し、当施設・当メニューならではの独自性や魅力を伝えています。
参考:自然派ラグジュアリーホテル「シックスセンシズ 京都」米作りと酒造り文化を称える、2週間限定の立冬アフタヌーンティー
株式会社成城石井は、アルコール商品「立冬ヌーヴォ」の販売を決定し、プレスリリースで予約受付開始を発表しました。11月7日の「立冬」に発売するオーストラリア産ワインの新酒を、10%オフの価格で提供する早割特典を展開。
同商品は成城石井が2022年から販売している新機軸で、プレスリリースでもシリーズについて紹介しています。「立冬」「ワインの新酒」といったキーワードのほか、2022年・2023年の販売実績を訴求したのがGOODです。お得な情報をプレスリリースで発信することで認知拡大効果を高めた好事例といえるでしょう。
参考:成城石井がご提案するワインの新酒の新機軸「立冬ヌーヴォ」、予約受付をスタート。 ~「立冬」の日の発売に先立ち、9月10日(火)から早割でお得に
株式会社フェリシモは、2024年11月7日の「立冬」に先駆けてプレスリリースを配信しました。「チョコレートバイヤーみり」によるカタログへのコメントや、商品の予約受付情報などを紹介しています。
気温が落ち着く「立冬」からチョコシーズンとなり、さまざまな商品を楽しめることを訴求したのがユニークなポイント。関連情報を簡単に紹介したうえで、同社のデジタルカタログや特設サイトなどをピックアップし、季節ならではのコンテンツを訴求したプレスリリースが参考になる広報PR事例です。
参考:立冬近づきチョコシーズン到来!年内に届く海外レアチョコを自分へのご褒美に『12月は私に贈るバレンタイン』ウェブ予約を「幸福のチョコレート(R)」が受付中
「立冬」は、季節の変わり目や冬季特有の商材に注目が集まりやすい日です。季節にまつわる商品を取り扱っている方や、冬に先駆けたイベント企画などを手掛ける企業の方にとっては特に、「立冬」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「立冬」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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