立冬
2024年11月7日は「立冬」。今回は「立冬」の意味や由来を解説します。
また、「立冬」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に秋から冬にかけて、または11月ならではのイベント・商品企画を検討している方は参考にしてみてください。
「立冬」の意味・由来とは?
2024年11月7日は「立冬」です。日本の1年を24の季節に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、暦上での冬のはじまりともいわれています。
毎年日付は変わりますが、7日または8日になるケースが多いのですが、2024年と2025年は11月7日が「立冬」です。
日本人にとって馴染み深い節気であるため、季節の変わり目となる「立冬」シーズンのキャンペーンを開催したり、本格的な冬に向けた商品のプレスリリースを配信したりといった広報PR施策に活かしやすい記念日といえるでしょう。
「立冬」をきっかけに広報PR活動をする効果
「立冬」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「立冬」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「立冬」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「立冬」を元に発信をする流れ
「立冬」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「立冬」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「立冬」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「立冬」を広報PRに活かした事例
「立冬」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「立冬」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
事例1.冬の食卓を明るく照らす「立冬フェア」を開催
スーパーマーケットや輸入、食品製造業などを展開する株式会社成城石井は、2022年の「立冬」に合わせて、11月7日から「立冬フェア」を開催することをプレスリリースで告知。「立冬」を「Lit(照らす)、To(冬)」と意味づけ、「冬を明るく照らす食卓の提案」をテーマに実施しているのが特徴のフェアです。
プレスリリースでは、期間中はスープパスタやラザニアなど、自家製食材を含む多種多様な商品を200店舗全店で販売することを紹介。1年に1回の「立冬」と、自社オリジナルのコンセプトを組み合わせたフェアをプレスリリースで配信することで、多くの人の興味・関心を高めた好事例です。
参考:冬の訪れを食卓の衣替えから楽しむ「立冬フェア」 11月7日(月)より開催!新機軸のオリーブやチーズとろける惣菜などが並ぶ“冬を明るく照らす”食卓のご提案
事例2.「肉」をたくさん使った商品を展開する販売イベント
株式会社髙島屋は、2022年11月7日の「立冬」にちなんで「YOKOHAMA 肉まつり」と題したイベントを開催しました。11月2日から15日にかけて、横浜高島屋の食料品フロアで「肉」を多く使った商品を販売する取り組みです。
プレスリリースでは、販売商品を複数ピックアップしたビジュアルに加え、各商品を1つずつ紹介しているのがGOODポイント。イベント開始日に合わせてプレスリリースを配信することで、より効果的な認知拡大・販売促進に寄与しています。
参考:【横浜高島屋】11月7日(月)は立冬。「YOKOHAMA 肉まつり」開催!来る冬の寒さに向けてパワーチャージ!!
事例3.「立冬」の日から期間限定で2種類のドーナツを販売
体に優しい素材にこだわり、手作りドーナツ専門店を運営する株式会社フロレスタは、11月7日の「立冬」から林檎のドーナツを販売することをプレスリリースで配信。2022年11月7日の「立冬」から12月21日までの期間限定商品です。
二十四節気にちなんで展開している同社のオリジナルシリーズで、第7弾となる「立冬」では2種類のドーナツを提供。季節に応じて旬の食材を使用することで、手作りドーナツ専門店ならではのプレスリリースです。「立冬」の広報PR活動としてはもちろん、オリジナル商品を紹介するプレスリリース事例としても参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考:【フロレスタ】旬を味わう二十四節気ドーナツ。第7弾 “林檎” 11/7 立冬より店頭販売スタート
「立冬」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「立冬」は、季節の変わり目や冬季特有の商材に注目が集まりやすい日です。季節にまつわる商品を取り扱っている方や、冬に先駆けたイベント企画などを手掛ける企業の方にとっては特に、「立冬」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「立冬」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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