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救急の日(9月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日救急の日(9月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月9日は「救急の日」。今回は「救急の日」の意味や由来を解説します。

また、「救急の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に医療業界の方や、救急医療にまつわる商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「救急の日」の意味・由来とは?

9月9日は「救急の日」です。1982(昭和57)年、厚生労働省によって制定されました。

日付は「きゅう(9)きゅう(9)」と読む語呂合わせが由来。救急医療について発信し、その重要性を多くの人に理解してもらうことが、記念日制定の目的です。

また厚生省は、9月9日を含む1週間を「救急医療週間」に定めています。医療関連事業に携わる企業を筆頭に、救急医療について情報を発信したり、「救急医療の日」に合わせてイベント・キャンペーンを実施したりといった広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

「救急の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「救急の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「救急の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「救急の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「救急の日」を元に発信をする流れ

「救急の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「救急の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「救急の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「救急の日」を広報PRに活かした事例

「救急の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「救急の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「救急の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.医学部のリアルな情報が盛り込まれたムック本を発売

株式会社朝日新聞出版は、週刊朝日ムック『医者と医学部がわかる2023』の発売情報を発表しました。医学部受験情報をはじめ、医学部志望者に有益な情報をまとめたムック本です。

少子高齢化やグローバル化など、複数の観点から取材した特集のほか、医学部に関するリアルな情報と入試合格ガイダンスなども掲載。収録内容を詳しくピックアップしたプレスリリースによって、学生を中心に認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:「いま、医師になるとはどういうことか?」 医師と医療の未来を考える、医師を目指す人の必読書、週刊朝日ムック『医者と医学部がわかる2023』が1月31日発売!

事例2.「救急の日」に消防署による音楽フェスタを開催

大阪府豊中市は、豊中市千里消防署が9月9日「救急の日」に消防音楽隊や豊中市立第十一中学校コーラス部による音楽フェスタを開催することをプレスリリースで発表。当日は応急手当の重要性や理解を深めてもらうことを目的に、AEDによる心肺蘇生法体験や救急タグの配布なども行います。

プレスリリースのアイキャッチ画像には、音楽隊による演奏の様子を掲載。イベントのタイムテーブルを細かく明記し、読み手が当日の流れを把握しやすいように工夫した構成がGOODです。

記念日に合わせて開催するイベントを通して、救急に関する重要性を発信した広報PR事例です。

参考:「救急の日」音楽フェスタを開催

事例3.消防や救急、防災に関する子ども向け図鑑を発売

教育関連事業や出版事業を行う株式会社学研ホールディングスのグループ会社の株式会社 Gakkenは、元東京消防庁の消防官が監修した消防官に関する図鑑『学研のえほんずかん しょうぼうのずかん』を発売。新本の詳細をプレスリリースで配信しました。

消防隊や救急隊、レスキュー隊のほか、防災や消防組織のことなどをPOPなイラストとシンプルな文章でまとめた図鑑です。プレスリリースには、読み手がイメージしやすいように本の表紙や掲載ページの画像をピックアップ。すべて平仮名での記載であることについてもアピールし、子どもにも読みやすい本であることもしっかりと伝えています。

記念日に合わせた事例ではありませんが、新商品の広報PRの際に参考になるプレスリリースです。

参考:消防、救急、防災も! わかりやすいイラストで憧れの消防官のことがまるごと分かる! 『しょうぼうのずかん』新発売!

「救急の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月9日の「救急の日」は、救急の日に注目が集まりやすい日です。救急医療をテーマにした商材を扱っている方や、医療業界を想定したサービス開発・提供などを行う企業の方にとっては特に、「救急の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「救急の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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