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フードドライブの日(1月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日フードドライブの日(1月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月15日は「フードドライブの日」。今回は「フードドライブの日」の意味や由来を解説します。

また、「フードドライブの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に食品を扱う企業の方はもちろん、SDGsに関して企業活動を行っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「フードドライブの日」の意味・由来とは?

1月15日は「フードドライブの日」です。フィットネス事業を展開する株式会社カーブスジャパンによって制定されました。日付は「い(1)い(1)ご(5)はん」と読む語呂合わせから。当初は、日本縦断でフードドライブを開始した日にちなんで11月1日としていましたが、より多くの個人や企業に認知・参加して欲しいとの願いから1月15日となりました。

フードドライブとは、経済的理由などで食べ物に困っている家庭などに缶詰や調味料、レトルト食品などを届ける奉仕活動のこと。この記念日では、長期保存が可能で未開封の缶詰・レトルト食品などの食べ物を集めて、フードドライブの積極的な参加を呼びかけています。

一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。

「フードドライブの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「フードドライブの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「フードドライブの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「フードドライブの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「フードドライブの日」を元に発信をする流れ

「フードドライブの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「フードドライブの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「フードドライブの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「フードドライブの日」を広報PRに活かした事例

「フードドライブの日 」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「フードドライブの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「フードドライブの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.食糧支援活動の進捗・実績をプレスリリースで発信

認定特定非営利活動法人・フードバンク山梨は、2024年冬に実施した食糧支援についてプレスリリースを配信。12月16日から1週間にわたり、2,000人の子どもたちへの食品発送が完了したことを発表しました。

プレスリリースでは、食品を梱包するボランティアたちの様子を写真で紹介しています。さらに「フードドライブ強化月間」についても訴求し、団体としての取り組みの認知を広めたのがGOODです。「フードドライブの日」の事例ではありませんが、多くの人の関心を高め、活動を知ってもらう広報PR施策として有用なプレスリリースといえるでしょう。

参考:【たくさんのご協力に感謝】約2,000人の子どもたちへの食品発送が完了!

事例2.スポーツチームがフードドライブの実施を決定

プロバスケットボールチームのシーホース三河株式会社は、2024年12月21日の川崎ブレイブサンダース戦にて、B.Hopeフードドライブを実施することを発表しました。開催日程や回収場所、対象の食品などについてプレスリリースで紹介しています。

フードドライブの支援募集だけでなく、オリジナルカイロのプレゼントキャンペーンについて紹介したのがGOODポイント。記念日に関する事例ではありませんが、「フードドライブの日」のようなキーワードと掛け合わせることで、より高い認知拡大・利用促進効果が得られるのではないでしょうか。

参考:【B.LEAGUE Hope】B.Hopeフードドライブを実施します!!

事例3.「フードロス特集ウィーク」と題したイベントや商品企画を展開

NPO法人・フードバンクイコロさっぽろは、2024年11月29日から12月9日にかけて開催する「フードロス特集ウィーク」についてプレスリリースを配信。トークイベントに合わせて、書籍の特別コーナーやカフェの特別メニューを展開することを発表しました。

こちらも「フードドライブの日」の事例ではありませんが、期間限定の取り組みを詳しく紹介し、ポスター画像も交えながら魅力を発信したのがGOODです。開催の約1週間前にプレスリリースを配信し、メディア関係者はもちろん近隣の生活者にも認知を広めた有用な広報PR施策です。

参考:12月7日(土)トークイベントに合わせて、書店での「フードロス特集ウィーク」開催!書籍の特設コーナーやカフェ特別メニューも!

「フードドライブの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「フードドライブの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

1月15日の「フードドライブの日」は、フードドライブの活動やSDGsに関する取り組みを想起させるきっかけになる日です。食品を扱う企業の方はもちろん、SDGsに関して企業活動を行っている企業の方は「フードドライブの日」を切り口として、自社のサービス・取り組みについて伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「フードドライブの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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