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食品サンプルの日(3月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日食品サンプルの日(3月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月26日は「食品サンプルの日」。今回は「食品サンプルの日」の意味や由来を解説します。

また、「食品サンプルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品サンプルの製造や関連の商材を取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「食品サンプルの日」の意味・由来とは?

3月26日は「食品サンプルの日」です。食品サンプルのパイオニアである、いわさきグループの株式会社いわさき・株式会社岩崎・岩崎模型製造株式会社の各社によって、2022年に制定されました。

日付は「サン(3)プ(2)ル(6)」と読む語呂合わせが由来。日本独自の文化として世界的に知られる食品サンプルの魅力を発信し、さらなる普及・発展につなげることが、記念日制定の目的です。

食品サンプルは全国各地の飲食店で展示されており、食品サンプルそのものを販売する店舗も増えています。商材に特化したイベント・キャンペーンはもちろん、食品サンプルとほかの商材を組み合わせた広報PR活動にも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「食品サンプルの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「食品サンプルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「食品サンプルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「食品サンプルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「食品サンプルの日」を元に発信をする流れ

「食品サンプルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「食品サンプルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「食品サンプルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「食品サンプルの日」を広報PRに活かした事例

「食品サンプルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「食品サンプルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「食品サンプルの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.自作の食品サンプルそっくりの料理が食べられるカフェに新メニュー登場

株式会社食品サンプル製作体験カフェは、食品サンプルを作るだけでなく、作ったサンプルを模したメニューが食べられるカフェで、待望のスイーツメニューを展開することをプレスリリースで発表。「食品サンプル製作体験カフェ」の魅力とあわせて新メニューの詳細を紹介しています。

「待望のデザートメニュー」が登場したことがひと目でわかるプレスリリースのタイトルがGOOD。お客さまの声に応えて、新たに「クレープ」「ジェリーパフェ」が仲間入りした背景が記載されているのもポイントです。

記念日にちなんだ広報PRではないものの、外国人観光客や子どもが楽しんでいる写真を掲載したり、重要なフレーズを太字にしたりと視認性が高いプレスリリースの作り方が参考になる事例です。

参考:食品サンプル製作体験カフェ、待望のデザートメニュー「クレープ」「ジェリーパフェ」が登場!浅草の☆4.9高評価エンターテインメントカフェ

事例2.かまぼこグッズ開発部による初の商品企画「かまぼこスマホスタンド」が登場

鈴廣かまぼこ株式会社のかまぼこグッズ開発部は、かまぼこを生活者により身近に感じてもらうことを目的として、記念すべき第1弾「かまぼこスマホスタンド」を発売。「かまぼこ開発部」が発足した経緯やグッズ開発の狙い、本物の板かまぼこに見えるよう細部までこだわり抜いたポイントなどの詳細をプレスリリースで配信しました。

食品サンプル専門店・株式会社小田原サンプルの協力により、鈴廣の板かまぼこの形からツヤまで美しく再現された本商品。「かまぼこスマホスタンド」の使用例がわかる画像を複数枚掲載し、実用性をアピールしているのがGOODです。

「食品サンプルの日」に関連した事例ではありませんが、商品の企画背景や特徴がよく伝わるプレスリリースの構成が参考になます。

参考:「かまぼこグッズ開発部」始動!第1弾「かまぼこスマホスタンド」を発売

事例3.食品サンプルキットが毎月届くサブスクサービスを開始

LINEサブスク管理システム『サブスクライン』を展開する株式会社サブスクラインは、食品サンプルの体験講座などを開く『食品さんぷる畑』にてサブスクリプサービスの提供を開始したことをプレスリリースで配信。食品サンプルが作れるキットを利用者に毎月届ける「食品サンプル制作キットサブスク」のスタートしました。

プレスリリースには、「食品サンプル制作キットサブスク」の詳細を記載。食品サンプルの制作に必要な着色料や筆などをキットで届けることや、動画を見て作れることを紹介しています。アイキャッチとサービス内容の下に、大きくQRを掲載し、サービス登録を促しているのがGOOD。

「食品サンプルの日」を活用した広報PRではありませんが、新たなサービス提供をフックにしたプレスリリースの配信事例です。

参考:【日本初!】食品サンプルが作れるキットを毎月ご自宅にお届け!「食品さんぷる畑」が提供する全く新しい制作キットサブスクがスタート

「食品サンプルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月26日の「食品サンプルの日」は、食品サンプルに注目が集まりやすい日です。食品サンプルを製造・販売する企業の方はもちろん、食品関連のイベント企画を検討している方にとっても、「食品サンプルの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「食品サンプルの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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