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SACの日
7月28日は「なにやろう?自由研究の日」。今回は「なにやろう?自由研究の日」の意味や由来を解説します。
また、「なにやろう?自由研究の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に夏休みならではの広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月28日は「なにやろう?自由研究の日」です。通信教育・出版などを行う、株式会社ベネッセコーポレーションによって制定されました。
日付は、「な(7)に(2)や(8)ろう?」と読む語呂合わせから。加えて、自由研究を行う子どもが多い、夏休み前半のシーズンであることも由来です。約1ヵ月間の夏休みのなかで、自由研究に取り組むきっかけになってほしいという目的があります。
記念日に特化したイベント・キャンペーンは少ないですが、自由研究は、子どもやその親世代にとって身近なテーマのひとつ。小〜中学生向けのコンテンツを扱う企業の方や、夏休みならではの企画を検討している方にとっては、広報PR活動に特に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「なにやろう?自由研究の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「なにやろう?自由研究の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「なにやろう?自由研究の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「なにやろう?自由研究の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「なにやろう?自由研究の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「なにやろう?自由研究の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「なにやろう?自由研究の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「なにやろう?自由研究の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「なにやろう?自由研究の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
国内外に学習塾を展開する株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社学研スタディエは、自由研究をサポートする特別講座「世界遺産で自由研究!」の開始をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、講座を実施する背景を説明したうえで、コースの案内を展開。講座名がわかりやすい画像をメインに設定したり、本文中に夏季限定の特別講座であることがわかるテキスト画像を載せたりと、メリハリのある構成にしている点がGOOD。このほかにも進め方4ステップも画像で解説しているのも参考になります。記念日に絡めたプレスリリースではありませんが、画像を用いて読みやすい工夫がされている好事例です。
参考:自由研究のサポートに! 小学生向けの特別コース「世界遺産で自由研究!」リリース!
電力用がいし・セラミックスなどの製造、販売をおこなう日本ガイシ株式会社は、自由研究のヒントになる特集Webページ「夏休みの自由研究スペシャル2024」の公開をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、公式ホームページのスペシャルコンテンツ「NGKサイエンスサイト」を紹介。毎年、サイト内に特集ページ「夏休みの自由研究スペシャル」を公開しているとし、2024年版の内容を掲載しています。可愛らしいイラストでまとめたアイキャッチ画像が目を引くほか、シリーズの紹介をそれぞれ独立させて載せている点もGOOD。記念日を絡めた配信ではありませんが、自由研究に関連するコンテンツ公開のプレスリリースの配信として参考になる好事例です。
株式会社パルコは、心斎橋PARCO 14F PARCO GALLERYにて「ゆるゆる図鑑アマゾン展」を開催することをプレスリリースで発表。株式会社Gakken発行の「ゆるゆるアマゾン図鑑」の世界観をもとにした生体展だとし、展覧会を記念したスタンプラリーも実施します。
プレスリリースのアイキャッチには、インパクトのあるポスター画像を使用。会場内の様子がわかるように複数枚の写真を掲載しているのがGOOD。記念日に絡めたプレスリリースではないものの、多くの画像を用いたり、会場内を撮影した動画を埋め込んだりして視覚的に魅力を伝えた構成が参考になります。
参考:<夏休みのお出かけや自由研究に>『ゆるゆるアマゾン図鑑』をモチーフにした生体展がついに開幕!イエローアナコンダ、アマゾンツノガエル、ピラニアなど約30種類のアマゾンの生物があつまる会場内を大公開!
7月28日の「なにやろう?自由研究の日」は、自由研究に注目が集まり、夏休みの宿題や子ども向けの学習・研究を想起させるきっかけになる日です。小学生を対象とした商材を扱っている方や、夏休みならではのイベントを開催する企業の方にとっては特に、「なにやろう?自由研究の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「なにやろう?自由研究の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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