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冷凍食品の日(10月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日冷凍食品の日(10月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月18日は「冷凍食品の日」。今回は「冷凍食品の日」の意味や由来を解説します。

また、「冷凍食品の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に冷凍食品の製造・販売に携わっている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「冷凍食品の日」の意味・由来とは?

10月18日は「冷凍食品の日」です。冷凍食品の正しい知識の普及を目指す日本冷凍食品協会によって1986年に制定されました。

「食欲の秋」という言葉や、冷凍(レイトウ)のトウ(10)にちなんで10月に、また冷凍食品の世界共通の管理温度がマイナス「18℃」以下であるということから18日として、10月18日に定められました。

冷凍食品の優れた特性を理解・体感してもらうことが目的とされており、日本冷凍食品協会では、毎年「冷凍食品の日」に合わせて冷凍食品の魅力をアピールするイベントを行っています。

「冷凍食品の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「冷凍食品の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「冷凍食品の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「冷凍食品の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「冷凍食品の日」を元に発信をする流れ

「冷凍食品の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「冷凍食品の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「冷凍食品の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「冷凍食品の日」を広報PRに活かした事例

「冷凍食品の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「冷凍食品の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

記念日に関した事例ではないものも、今後「冷凍食品の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「冷凍食品の日」に実演試食販売を開催

冷凍パンメーカーの株式会社スタイルブレッドは、10月18日の「冷凍食品の日」に松阪銀座の冷凍食品売場にて1日限定の実演試食販売を実施することをプレスリリースで発表しました。たっぷり野菜のヘルシーおうちごはん「GREEN SPOON」と焼きたてのパンを自宅で味わえる冷凍パンブランド「Pan&(パンド)」の試食販売を行います。

プレスリリースでは販売するブランドの特徴やこだわりを丁寧に掲載。さらに、コロナ禍によるライフスタイルの変化や共働き家庭の増加などによる理由で冷凍食品市場が右肩上がりであるという業界の動向についても記しているのがGOODです。試食販売の詳細についても写真とともに端的にまとめているのも参考になります。

記念日と絡めた実演試食販売の情報発信により、多くの人の興味関心を引くきっかけとなった好事例といえるでしょう。

参考:#10月18日は冷凍食品の日 GREEN SPOON×Pan&(パンド)の実演試食販売を松屋銀座「ギンザフローズングルメ」で開催

事例2.累計販売数2億食を突破した「お水がいらない」シリーズから新商品が登場

冷凍食品の製造・販売を行う株式会社キンレイは、冷凍具付きうどん・ラーメン「お水がいらない」シリーズの新商品「お水がいらない あんかけうどん」を発売することをプレスリリースで配信。全国の量販店の冷凍コーナー・公式オンラインショップで8月20日より展開します。

プレスリリースのタイトルに、累計販売数2億食を突破している実積を載せているのが目を引きます。「お水がいらない あんかけうどん」商品概要、「お水がいらない」シリーズ おいしさと簡便性の秘訣を画像とともに解説しているのもGOOD。記念日にちなんだ発信ではありませんが、冷凍食品のシリーズの実積をうまく活用した新商品の広報PR事例です。

参考:「お水がいらない」シリーズ累計販売数2億食※1突破!新商品「お水がいらない あんかけうどん」が登場!

事例3.特別価格で商品を提供し、くらしを応援するキャンペーンを開催

日本生活協同組合連合会は、全国各地の生協にてコープ商品を特別価格で提供する「くらし応援全国キャンペーン」の第3弾を9月1日より開催することをプレスリリースで配信。日配商品や加工食品、昨年組合員の利用が高かった冷凍食品の品数を8品から29品に増やし、約180品に拡大するといったキャンペーンです。

プレスリリースでは、特別価格で提供する商品がわかりやすいように写真で掲載したうえで、キャンペーン概要や対象生協などを紹介。「冷凍食品の日」にちなんだ発信ではありませんが、キャンペーン開催の数日前のタイミングでプレスリリース配信することで、認知拡大へとつなげた好事例です。

参考:各地域の組合員の声に寄り添い、くらしに身近なコープ商品を特別価格で提供「くらし応援全国キャンペーン」第3弾を9月より開催

「冷凍食品の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「冷凍食品の日」は、冷凍食品に注目が集まるきっかけとなる日です。

冷凍食品の製造・販売に携わる企業の方にとっては特に、「冷凍食品の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと冷凍食品の日をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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