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ふくの日(毎月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ふくの日(毎月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月29日は「ふくの日」。今回は「ふくの日」の意味や由来を解説します。

また、「ふくの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に和菓子に関する商品にかかわる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ふくの日」の意味・由来とは?

毎月29日は「ふくの日」です。総合食品商社の株式会社日本アクセスが制定しました。日付は、「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから、「福(ふく)=幸福な気持ち」を連想させることに由来しています。

一年を通じて、季節の食材や景色を取り入れたさまざまな商品が展開されており、和菓子特有の「幸福感」を伝えることで、小売業における和菓子の販売促進企画を図る目的で、記念日が制定されました。

「和菓子に関する新商品発表」など、プレスリリースの配信を含む広報PR施策に活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ふくの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ふくの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ふくの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ふくの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ふくの日」を元に発信をする流れ

「ふくの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ふくの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ふくの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ふくの日」を広報PRに活かした事例

「ふくの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ふくの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ふくの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.人気お抹茶スイーツがポップアップストアに初出店

株式会社鎌倉座が展開するお抹茶スイーツ専門店「KAMAKURA 茶の福」は、期間限定でJR大宮駅構内のエキュート大宮〈南改札内〉臨時販売スペースに、ポップアップストアを初出店することを発表。人気商品の『極厚抹茶サンド』や『新感覚おはぎもち』が店頭に並びます。

プレスリリースでは、ブランドイメージがひと目で伝わるメインビジュアルを大きく掲載。タイトルと画像だけで、内容がすぐに伝わる構成で、視認性・訴求力ともに高い点が特徴です。ラインナップの詳細やシズル感のある画像もGOOD。記念日にちなんだ発信ではないものの、和菓子の魅力が伝わるプレスリリースの構成が参考になる好例です。

参考:【エキュート大宮】お抹茶スイーツ専門店「KAMAKURA 茶の福」が初登場!『極厚抹茶サンド』や『新感覚おはぎもち』を連れて期間限定OPEN

事例2.瀬戸内産の八朔を贅沢に使った和菓子がリニューアル

広島県内でもみじ饅頭を中心に、和洋菓子を製造・販売している株式会社にしき堂は、瀬戸内産の八朔を贅沢に使った和菓子「せとこまち」のリニューアル発売をプレスリリースで発表しました。これまで以上に果実の風味を活かした上品な味わいと、かわいらしいパッケージに刷新されています。

プレスリリースでは、商品へのこだわりポイント、リニューアルの背景が丁寧に紹介しています。新しくなったパッケージデザインについても、画像を大きく掲載することで魅力が伝わる構成となっていり点がGOOD。記念日と直接の関連はないものの、商品の特長がわかりやすくまとめられた、参考になる事例です。

参考:広島県産の八朔(はっさく)をまるごと使用した新しい味わい―「せとこまち」がリニューアルして新発売

事例3.幸福感あふれる、老舗和菓子屋の期間限定商品

株式会社シュクレイは、老舗和菓子屋「築地ちとせ」より2024年12月25日に期間限定商品「東京屋台餅」を発売することをプレスリリースで発表しました。もっちりやわらかいお餅で、心満たされる幸福感を味わえる逸品です。

プレスリリースでは、商品の食感や味わいが伝わるテキストと、興味・関心を引きつける画像を組み合わせて、魅力をわかりやすく紹介。老舗和菓子屋としてのブランド背景についても、丁寧に記されています。「ふくの日」に直接関連した発信ではないものの、「和菓子で幸福感を伝える」という記念日の目的と親和性の高い好事例です。

参考:もっちりやわらかいお餅に心満たされる幸福感。老舗和菓子屋【築地ちとせ】より、大人気「東京屋台餅」が今年も登場!

「ふくの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月29日の「ふくの日」は、幸福感があるお菓子など食べ物に関する情報に注目が集まりやすい日です。特に和菓子を展開する企業の方にとっては、「ふくの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「ふくの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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