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毛皮の日(11月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日毛皮の日(11月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月20日は「毛皮の日」。今回は「毛皮の日」の意味や由来を解説します。

また、「毛皮の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界の方や、毛皮、ファーなどを使った商品の企画開発を行う担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「毛皮の日」の意味・由来とは?

11月20日は「毛皮の日」です。一般社団法人「日本毛皮協会」(JAPAN FUR ASSOCIATION=JFA)が制定しました。

日付は「いい(11)フ(2)ァー(0)」(fur=毛皮)と読む語呂合わせから、とされています。毛皮の需要を促進する目的で制定されました。JFAは、毛皮専業者の団体で、毛皮産業に関する調査研究、情報の収集及び提供などを実施しており、「ファーデザインコンテスト」の開催や、毛皮の鑑定なども行っています。

「毛皮の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「毛皮の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「毛皮の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「毛皮の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「毛皮の日」を元に発信をする流れ

「毛皮の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「毛皮の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「毛皮の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「毛皮の日」を広報PRに活かした事例

「毛皮の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「毛皮の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「毛皮の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.牛革を使用したペントレーを紹介

株式会社プラウズは、クラウドファンディングのMakuake(マクアケ)にて、トレーに変形できる牛革製のペンケースの先行予約販売を開始し、目標金額の2400%を突破したことを、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、「2秒で変身するペンケース」との短く印象的なフレーズとともに、プロジェクトサイトのリンクと商品写真を併記しました。商品のビジュアルを見て興味を持った消費者がすぐにマクアケのページにアクセスできる導線を意識した広報PR事例です。

参考:たった2秒でペントレイに早変わり。ありそうで、なかった。一生使い続けたいペンケースがMakuakeで目標2400%達成!

事例2.駆除された鹿の「ジビエレザー」製品の先行販売を開始

株式会社ロゴスコーポレーションは、害獣駆除されたニホンジカの革を有効活用した「鹿革クラフトコインパース・カードケース」を数量限定で先行販売することを、プレスリリースで発表しました。

ここ数年は、動物愛護・サステナビリティなどの観点から、アパレル業界を中心に合皮やフェイクファーへの切り替えが進みます。一方で、害獣駆除などで発生してしまう鹿の皮などを「ジビエレザー」として有効活用する取り組みも生まれています。

消費者になじみのない「鹿革」の使用感を伝えるため、ヤギやヒツジ革に似た軽さと柔らかさであることを、イラスト付きの数表で紹介したのが良い点です。鹿の革を環境に優しい「ノンクロム」でなめすこだわりも伝え、サステナビリティなどのトレンドに敏感な人にも届きやすくしたプレスリリースです。

参考:23年モデルのジビエレザーがクラウドファンディングで先行販売開始!革のカシミヤとも呼ばれる国産鹿革製品「鹿革クラフトコインパース・カードケース」

事例3.「世界一の靴職人」の作品を百貨店で展示

オーダーメイド靴を中心としたブランドORMA(オルマ)は、伊勢丹新宿店メンズ館で、「world championships in shoemaking 2022」にて世界1位を獲得した靴の展示を行うことを、プレスリリースで発表しました。

世界一の靴職人が作った靴やデザイン画の美しい写真をふんだんに並べており、ビジュアルからクラフトマンシップを感じることができるプレスリリースです。職人の横顔や製作の背景を丁寧に紹介することで、ストーリーを知りたい消費者の購買意欲を高めています。

参考:“世界一の靴職人” ORMA 島本亘氏の作品が伊勢丹新宿店メンズ館にて特別展示

「毛皮の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月20日の「毛皮の日」は、ファーや毛皮に注目が集まりやすい日です。ファッション業界の方や、毛皮に関する製品の開発を行う企業の方にとっては、「毛皮の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「毛皮の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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