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ガチャの日(2月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ガチャの日(2月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月17日は「ガチャの日」。今回は「ガチャの日」の意味や由来を解説します。

また、「ガチャの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にゲーム業界の方や、カプセルトイの商品開発・設置に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ガチャの日」の意味・由来とは?

2月17日は「ガチャの日」。日本で初めて「ガチャ」を導入した株式会社ペニイが、2019年に制定した記念日です。

日付は、同社の創立日にちなんでいます。子どもから大人まで、幅広い人々にガチャの魅力を知ってもらい、利用促進につなげることが記念日制定の目的です。

近年では、アニメ・ゲーム関連、動植物など、あらゆるカテゴリのガチャ商品が豊富に展開されています。大人向けのコンテンツをモチーフにしたフィギュアや、1,000円を超えるプレミアムガチャなど、ブーム真っ只中の市場ともいえるでしょう。

ゲーム業界をはじめさまざまな企業がガチャ商品を取り扱っているため、「ガチャの日」に合わせたキャンペーンを企画したり、新商品のプレスリリースに絡めたりといった広報PRに有用な記念日です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ガチャの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ガチャの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ガチャの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ガチャの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ガチャの日」を元に発信をする流れ

「ガチャの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ガチャの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ガチャの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ガチャの日」を広報PRに活かした事例

「ガチャの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ガチャの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ガチャの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「ガチャの日」発売の記念商品の予約開始を発表

株式会社学研ホールディングスは、グループ会社である株式会社Gakkenが発売する「We Love Gacha ガチャ ショルダーバッグBOOK」についてプレスリリースを配信しました。2025年2月17日の「ガチャの日」に発売するオリジナル商品で、プレスリリースでは予約販売の開始を発表。

ガチャマシンの本体を再現したユニークなバッグであることがわかるよう、複数の写真を掲載したプレスリリースがGOODです。記念日を明記した広報PR事例としてはもちろん、ビジュアルコンテンツで商品の特徴・魅力を伝えた構成も参考になります。

参考:ガチャ(カプセルトイ)日本上陸60周年記念ムックをガチャの日に発売! Gakken Mook「We Love Gacha ガチャ ショルダーバッグBOOK」は、ガチャマシン本体がショルダーバッグに♪

事例2.人気映画の恐竜キャラクターをモチーフにした新商品

株式会社タカラトミーアーツは、カプセルトイの新商品「むぎゅっと!ジュラシック・ワールド」をプレスリリースで紹介しました。人気映画「ジュラシック・ワールド」シリーズに登場する恐竜を、テーマに合わせてフィギュア化した「むぎゅっと!」シリーズ第1弾の商品です。

「ガチャの日」に関する事例ではありませんが、新企画ならではのかわいらしいデザイン性を伝えているのがGOOD。ラインナップがわかる商品写真はもちろん、フィギュアのサイズ感がイメージできるような写真に配慮した点も参考になるのではないでしょうか。

参考:好きなものを“むぎゅっと”ハグ! 『むぎゅっと!ジュラシック・ワールド』

事例3.肉ガチャで2025年の運を試すおみくじ企画を提案

株式会社ミヤチクは、宮崎県宮崎市で運営する「とんかつしゃぶしゃぶミヤチク」にて、おみくじ企画を実施することをプレスリリースで発表しました。2025年1月7日から13日にかけて、店舗前の自販機「肉ガチャ」で展開する新春キャンペーンです。

「ガチャの日」とは少し異なるプレスリリースですが、キーワードと親和性が高いことから記念日に絡めやすいコンテンツといえます。「おみくじ」「運試し」などに注目されやすい正月シーズンに、効果的な認知拡大・利用促進を図った有用な広報PR事例です。

参考:【とんかつしゃぶしゃぶミヤチク】 お肉の自販機”肉ガチャ” トントン拍子でお参りすると*大大吉が当たるかも⁉*当選確率が大幅にUPするおみくじ企画を開催中!

「ガチャの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月17日の「ガチャの日」は、老若男女を問わずガチャに注目が集まりやすい日です。カプセルトイ商品を取り扱っている方や、企業とのコラボ企画を検討している方にとっては特に、「ガチャの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ガチャの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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