
未来の日
1月1日は「元日」。今回は「元日」の意味や由来を解説します。
また、「元日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にイベント業界の方や、正月シーズンならではの広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1月1日は「元日」です。国民の祝日のひとつで、「新しい希望と決意とをもって新しい年のはじめを祝う日」とされています。
門松で年神様を迎え、雑煮を食べたりおせち料理を食べたりといった習慣は江戸時代から続いており、日本でもっとも大切な年中行事です。
おせち料理の販売や年始セールなど、さまざまな業種の企業が12月ごろから広報PR活動を行っています。
「元日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「元日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「元日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「元日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「元日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「元日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「元日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「元日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブは、2025年1月1日の「元日」に行われる「ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2025」のテーマソングについてプレスリリースを配信。音楽家・サカキナオの第1弾デジタルシングル「神退治」が、テーマソングに起用されたことを発表しました。
イベント情報と関連情報を併せてプレスリリースに載せることで、メディア関係者はもちろんファン層にも情報を届けやすいのが魅力です。プレスリリースには同氏のコメントも掲載し、企業やミュージシャンに対する親近感を高めています。
参考:サカキナオ第1弾デジタルシングル「神退治」が来年1月1日に東京・日本武道館で行われる 『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2025』のテーマソングに決定!
株式会社そごう・西武は、2025年1月1日の「元日」の営業についてプレスリリースを配信しました。そごう千葉店の営業開始日時や、食品・アパレル関連などの福袋を紹介しています。
プレスリリース全体では福袋の中身や販売場所にフォーカスしており、各商品の魅力を写真とともにまとめた構成がGOOD。1月1日は店舗を占めるケースが多い中、「元日」からの営業を積極的に伝えることで周辺住民を中心に多くの人の関心を高めた好事例といえるでしょう。
株式会社BS-TBSは、レギュラー番組「吉田類の酒場放浪記 」の特番の放送内容をプレスリリースで発表しました。2025年1月1日の「元日」に合わせて、2本の軸でプログラムを展開する特別企画です。
プレスリリースには収録後の2人のコメントを掲載し、にぎやかな雰囲気や2人の関係性を伝えたのがGOODポイント。「元日」は自宅でゆっくり過ごす人も多いため、プレスリリースを配信することで認知拡大を図ることによって、番組情報を知らない潜在層にも効果的にアプローチできています。
参考:【BS-TBS】吉田類の酒場放浪記 元日SP 新春サシ飲み対談ゲストに女優・奈緒が登場!
1月1日の「元日」は、おせち料理をはじめ、正月ならではの物事に注目が集まりやすい日です。宿泊施設の正月イベントや、「元日」に向けた新商品のプレスリリースなどで、自社の商品やサービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「元日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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