
心の介護に向き合う日
8月8日は「ガシャポンの日」。今回は「ガシャポンの日」の意味や由来を解説します。
また、「ガシャポンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に玩具業界の方、子ども向けの製品やサービスを提供している企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。
8月8日は「ガシャポンの日」です。カプセルトイやキャラクター玩具、カードゲームなどさまざまなおもちゃの製造・販売を手がける、株式会社バンダイによって制定されました。
1977年に発売を開始し2022年に45周年を迎えたガシャポン。ハンドルを「ガシャ」っと回すと中からおもちゃが「ポン」と出てくることから名付けられたカプセルトイで、さまざまな企業とのコラボレーションも積極的に行っています。
記念日制定は、ガシャポンをさらに多くの人に知ってもらうことを目的としています。日付は、「8」という数字がガシャポンのカプセルを2つ積み重ねた形に似ていることや、1年で最もカプセルの形状である「丸」が多い日であることから、8月8日に制定されました。
子どもだけでなく大人にも根強い人気を誇るガシャポン。記念日に合わせてガシャポンを用いたPR施策を行うことで、子どもから大人まで幅広い世代への訴求が期待できそうです。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ガシャポンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ガシャポンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ガシャポンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ガシャポンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ガシャポンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ガシャポンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ガシャポンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ガシャポンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ガシャポンの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。
アミューズメント機器製造・販売を行う株式会社バンダイナムコアミューズメントは、「ガシャポン」の専門店『ガシャポンバンダイオフィシャルショップ』駿河屋羽田イノベーションシティ店を、2023年6月30日にオープン。「ガシャポン」は株式会社バンダイのカプセルトイブランドです。
大型カプセルトイ専門店の運営ノウハウを持つ同社とバンダイと協業で出店し、ガシャポンならではの「ワクワク体験」と「ユニークな商品」を届けます。
プレスリリースでは、店舗の魅力を箇条書きでわかりやすくまとめ、人気商品の画像も複数掲載。国内で展開中のガシャポンバンダイオフィシャルショップ店舗リストや、アプリダウンロードURLなども紹介しています。「ガシャポンの日」にちなんだ事例ではありませんが、新店舗の情報とともに人気の商品画像の載せ方は、今後ガシャポンのプレスリリースを作成する際の参考になります。
参考:羽田の人気スポットに、バンダイ公式の「ガシャポン®」専門店が登場 『ガシャポンバンダイオフィシャルショップ』駿河屋羽田イノベーションシティ店 2023年6月30日(金)オープン!
「スプーン印」「ばら印」のお砂糖を展開するDM三井製糖株式会社は、ガシャポン「スプーン印シャカシャカクリップチャーム」の発売を記念し、プレゼントキャンペーンを実施。Twitterキャンペーンの詳細をプレスリリースで配信しました。
4月から全国のカプセル自販機で販売されているクリップチャームは、上白糖や三温糖などを忠実に再現した全5種類。同社の公式Twitterをフォロー&リツイートすることで、合計100名にランダムに選ばれた3種類がプレゼントされます。当選者のうち10名は、本物の上白糖のプレゼントというユニークな企画です。
記念日に関する事例ではありませんが、プレスリリースを活用したキャンペーンの開催告知だけにとどまらず、自社商品を紹介し読み手に広報PRができている事例といえるでしょう。
参考:今年もガシャポンにスプーン印が登場!「twitter スプーン印ガシャポンプレゼントキャンペーン」
生活雑貨やオーディオ雑貨の企画製造、および卸売業を営む株式会社ドリームズは、株式会社バンダイより販売されているカプセルトイ「ガシャポン」にて、スミが好きなあなたを見守る妖精「SMISKI(スミスキー)」が指輪になった『Ringcolle!(リンコレ) スミスキーリング』を発売。2023年4月5週目より全国ガシャポン売場にて順次展開することをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、もっとも読み手の目を引きやすいアイキャッチに商品の詳細がわかる画像を掲載。冒頭の画像だけでなく、サイズ感が伝わる画像も載せている点がGOODです。
「ガシャポンの日」に関連した発信ではないものの、商品の魅力やコンセプトを複数の画像とともに紹介したプレスリリースの構成は今後ガシャポンに関する広報PRの際にヒントとなる事例です。
参考:話題の「スミスキー」がガシャポンの人気シリーズ「Ringcolle!(リンコレ!)」になって登場!『Ringcolle! スミスキーリング』2023年4月第5週より順次全国のカプセル自販機にて発売。
「ガシャポンの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「ガシャポンの日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、自社商品に関するプレスリリースを出したりするのも一案です。また、ガシャポンと絡めて親子で楽しめる企画を考えるのもよいでしょう。
ぜひ、「ガシャポンの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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