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ゼラチンの日(7月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ゼラチンの日(7月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月14日は「ゼラチンの日」。今回は「ゼラチンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ゼラチンの日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にお菓子メーカーの方や、ゼラチンを使った商品を扱っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ゼラチンの日」の意味・由来とは?

7月14日は「ゼラチンの日」です。ゼリーなどさまざまな用途で使用されるゼラチンの特性を広く認識してもらうことを目的に、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定しました。ゼラチンはフランス菓子と料理によく使用されることから、フランス革命のあった7月14日となっています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ゼラチンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ゼラチンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ゼラチンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ゼラチンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ゼラチンの日」を元に発信をする流れ

「ゼラチンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ゼラチンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ゼラチンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ゼラチンの日」を広報PRに活かした事例

「ゼラチンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

「ゼラチンの日」にちなんだプレスリリースではないものの、ゼリーやゼラチンに関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になりそうな事例を紹介します。

事例1.お菓子作りで実験を行う人気レシピ本第二弾が出版

デザイン・実用書などを出版する株式会社翔泳社は、書籍『おうちで作れる実験スイーツレシピ2 お菓子+化学=おいしい&楽しい!』の発売をプレスリリースで発表しました。お菓子作りを通して化学の力を学ぶレシピ集の第二弾です。

プレスリリースでは、本書の概要とゼラチンを使ったグミのレシピなど一部掲載内容を紹介しています。書影をメイン画像に設定し、掲載例の画像を載せたことで、この本でどんなことがわかるのかがイメージしやすくGOOD。記念日に絡めた事例ではありませんが、出版の際の画像使い方が参考になるプレスリリースです。

参考:お菓子作りで実験しよう!夏休みの自由研究にぴったりの1冊『おうちで作れる実験スイーツレシピ2 お菓子+化学=おいしい&楽しい!』

事例2.静岡食材を使用した「ギモーヴ」の販売を開始

ホテルの運営を行う株式会社ひしや三島プラザホテルは、静岡県産のいちごやお茶特産を使用した「ギモーヴ」をクラウドファンディングサイト「マクアケ」にて発売開始します。商品の詳細をプレスリリースで配信しました。

ギモーヴは、フルーツピューレ、グラニュー糖、ゼラチンを主な材料としたお菓子です。「ゼラチンの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、動画を掲載しギモーヴのふわふわ感を伝えている点がGOOD。開発背景を「三島を応援する商品をつくりたい」とし、使用した地元の食材も紹介し地域性を高めています。

参考:創業明治22年、静岡県三島市の老舗ホテル発!ふわじゅわっと食感「ギモーヴ」×カクテルフレーバー×静岡食材

事例3.学生を対象にゼラチンやアガーに関する講義を実施

新田ゼラチン株式会社は、相愛大学の学生に向けてゼラチンやアガーの使い方をレクチャーする講義を開催したことをプレスリリースで配信。大学との共同カリキュラムの一環で、学生に自由な発想でレシピ開発してもらうことを目的としています。

プレスリリースには、ゼラチンやアガーについての説明を行うほか、ゼラチン・寒天・アガーを使ったゼリーの試食、テクスチャーの体感など、生徒自らが体験できるものを交えた講義を行うことを紹介。当日の様子をレポートや担当者や授業を受けた生徒のコメントを掲載し、反響を明かしています。過去のレシピを載せているのも読み応えがありGOOD。

記念日に関連した発信ではありませんが、講義を開催したタイミングでプレスリリースを配信することにより、自社商品のアピールにつなげた参考事例といえるでしょう。

参考:【産学連携】Z世代が開発!ゼラチンを使った真新しいレシピが生まれる!? 新田ゼラチンと相愛大学との協働カリキュラム 第7回「ゼラチン・アガーを活用したレシピ創造プロジェクト」開催

「ゼラチンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ゼラチンの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

夏はゼラチンを使うゼリーなどの消費が増える季節です。お菓子メーカーなどゼラチンを使用した商品を展開する企業は記念日に合わせたプレスリリースを発信したり、キャンペーンを実施してみるのも一案です。

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