PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
ドイツパンの日(10月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ドイツパンの日(10月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月3日は「ドイツパンの日」。今回は「ドイツパンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ドイツパンの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、ベーカリーを営む企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ドイツパンの日」の意味・由来とは?

10月3日は「ドイツパンの日」です。日本におけるドイツパンの普及活動を行っているドイツパン研究会によって制定されました。日付は、1990年10月3日が東西に分かれていたドイツの統一記念日であり、ドイツを象徴する日であることに由来しています。

プレッツェルなど、ライ麦をつかったハードな食感が特徴のドイツパン。ドイツパンに象徴される、伝統的なドイツの食習慣をさらに普及させていくことが目的です。

ドイツパンや、ドイツに関連する事業について発信するよい切り口となるでしょう。

「ドイツパンの日」は、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。

「ドイツパンの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ドイツパンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ドイツパンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ドイツパンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ドイツパンの日」を元に発信をする流れ

「ドイツパンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ドイツパンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ドイツパンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ドイツパンの日」を広報PRに活かした事例

「ドイツパンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ドイツパンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ドイツパンの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ドイツビールと巨大プレッツェルが飲食できるイベント開催

イベント会社の株式会社ビー・エフ・シーが運営するオクトーバーフェスト実行委員会は、お台場シンボルプロムナード公園・セントラル広場にて「オクトーバーフェストinお台場2024~Spring~」を開催。詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースの冒頭にはイベントの概要がわかる魅力的なメインビジュアルを配置。さらに販売される食べ物や出し物の写真も多数掲載し、楽しそうな雰囲気が伝えているのもGOODです。記念日に合わせたイベントではありませんが、ドイツのグルメに関するイベントを発信するプレスリリースの構成が参考になる事例です。

参考:本場のドイツビール&顔より大きい巨大プレッツェルを食べつくせ!GWはお台場でProst!(乾杯)

事例2.ドイツのパン専門家によるレシピ第四弾が発売

出版社の株式会社翔雲社は、ドイツのパン専門家ルッツ・ガイスラー著『サワー種でパンを焼く ベーキングブックNo.4』を発行することを、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは誌面サンプルを複数掲載し、レシピの内容をイメージできるようになっている点がGOOD。著者からのメッセージや限定特典の紹介等も入れており、読み応えがあります。

記念日と関連したプレスリリースではありませんが、ドイツパンに関する書籍の紹介として参考になる事例です。

参考:サワー種のバイブルとも称される『サワー種でパンを焼く ベーキングブックNo.4』(ルッツ・ガイスラー:著)を1000部限定で発売

事例3.国内初ドイツ直輸入のブレッツェル専門店から新商品発売

北海道の素材を生かした飲食店を展開する株式会社侍ファクトリーは、国内初のドイツ直輸入のブレッツェル専門店「Brezeria(ブレッツェリア)」から「ブレッツェルドーナツ」を新発売。商品の情報をプレスリリースで配信しました。

まず、プレスリリースのタイトルの「本場ドイツより直輸入」というフレーズが目に留まります。冒頭に大きく入れているおいしそうなドーナツの写真もGOOD。「国内初」という要素もメディアフックになりそうです。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、ドイツの食べ物を広報PRする事例として参考になります。

参考:本場ドイツより直輸入のブレッツェル専門店【Brezeria(ブレッツェリア)】から、ブレッツェルドーナツが新発売!

「ドイツパンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ドイツパンの日」は、ドイツパンに注目が集まり、ドイツの食文化やビールを想起させるきっかけになる日です。

飲食に携わる企業の方や、ドイツに関係する企業の方にとっては特に、「ドイツパンの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ドイツパンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ