福の日
毎月20日は「発芽野菜の日」。今回は「発芽野菜の日」の意味や由来を解説します。
また、「発芽野菜の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に発芽野菜を栽培する企業の方はもちろん、発芽野菜に関わる商品・サービスを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「発芽野菜の日」の意味・由来とは?
毎月20日は「発芽野菜の日」です。広島県広島市に本社を置き、発芽野菜を手がける株式会社村上農園によって制定されました。日付は毎月20日(はつか)を「発芽(ハツガ)」と読む語呂合わせからきています。
発芽野菜は一般の野菜よりも数倍栄養価が高く、生活習慣病の予防としても注目されています。発芽野菜をより多くの人に知ってもらい、その魅力に気づいてもらうことが目的です。
発芽野菜とは、おもに豆類・穀類・野菜の種子を人為的に発芽させた新芽で、発芽した芽と茎を食用とします。具体的な発芽野菜としては、もやし・大豆・かいわれ大根・豆苗・オクラの新芽などが該当します。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
「発芽野菜の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「発芽野菜の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「発芽野菜の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「発芽野菜の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「発芽野菜の日」を元に発信をする流れ
「発芽野菜の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「発芽野菜の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「発芽野菜の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「発芽野菜の日」を広報PRに活かした事例
「発芽野菜の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「発芽野菜の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「発芽野菜の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.栄養価の高い発芽にんにく、オンラインで販売
坂口農園直売所は、栄養価が高く免疫力を向上させる発芽にんにくを、オンラインにて販売したことを発表しました。この発芽にんにくは、奈良県吉野川の湧水で育てたもので、野菜の種子を人為的に発芽させ、3日~1週間ほどで栽培した作物という点が一般的な野菜と異なります。
発芽野菜は、ビタミン・ミネラル・ファイトケミカル・酵素等がふんだんに含まれており、栄養価の高さが特長です。同社の特設サイトでは、発芽にんにくを使ったオリジナルレシピも紹介されています。プレスリリースを通して、発芽野菜の魅力が存分に表現された広報PR事例です。
参考:奈良県吉野川の湧水で育った栄養価が高く、現在注目されている「スプラウト野菜」を御存知ですか?この度、坂口農園がオンライン販売をスタートいたします!
「発芽野菜の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「発芽野菜の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
毎月20日の「発芽野菜の日」は、発芽野菜を想起させるきっかけになる日です。発芽野菜を栽培する企業の方はもちろん、発芽野菜に関わる商品・サービスを扱う企業の方は「発芽野菜の日」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「発芽野菜の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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