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幽霊の日(7月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日幽霊の日(7月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月26日は「幽霊の日」。今回は「幽霊の日」の意味や由来を解説します。

また、「幽霊の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や映画業界の方、レジャー施設を運営している企業、イベント運営をしている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「幽霊の日」の意味・由来とは?

7月26日は「幽霊の日」です。1825年(文政8年)のこの日、鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が江戸・中村座で初演されたことに由来しています。

『東海道四谷怪談』は、江戸時代の事件をもとに書かれた日本の怪談で、毒殺された四谷左門の娘・お岩が、夫・民谷伊右衛門に幽霊となって復讐を果たす話です。日本の定番の怪談として、映画や舞台などでも上演されています。

誰によっていつ制定された記念日であるかは不明ですが、毎年この時期を中心に幽霊に関するイベントが行われたり、テレビ番組が企画されたりしています。

「幽霊の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「幽霊の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「幽霊の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「幽霊の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「幽霊の日」を元に発信をする流れ

「幽霊の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「幽霊の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「幽霊の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「幽霊の日」を広報PRに活かした事例

「幽霊の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「幽霊の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、怪談イベントなどにちなんだプレスリリースは、今後「幽霊の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「幽霊の日」からホラーアニメを無料で放送

デジタルコンテンツやサービスを展開する株式会社ドワンゴのニコニコ事業本部は、2023年7月26日の「幽霊の日」に合わせて、無料放送の開始を発表しました。7月26日には「見える子ちゃん」、27日に「Another」を一挙無料で放送するホラーアニメ特集です。

プレスリリースの冒頭で各作品のビジュアルを掲載し、記念日の由来についても簡単に触れているのがGOODポイント。普段サービスを利用している人はもちろん、利用する機会が少ない人へアプローチすることで、新規層の獲得に効果を発揮した広報PR事例です。

参考:【ニコニコホラーアニメ特集】「見える子ちゃん」「Another」7月26日”幽霊の日”より無料一挙放送!

事例2.事故物件住みます芸人の著書、重版決定とイベントを発表

株式会社二見書房は、松原タニシ著書『恐い食べ物』に関するプレスリリースを配信しました。2023年6月26日に発売された同書は、発売後即、緊急重版が決定。さらに発売記念イベントの開催も発表されています。

事故物件から回収した土で食べ物を育てる体験記録がメインで、書き下ろし41篇を収録したルポタージュです。記念イベントの開催情報も合わせてプレスリリースで発表し、著者ファンだけでなく多くの人の認知を拡大させた広報PR事例といえます。

参考:事故物件住みます芸人 松原タニシ最新刊『恐い食べ物』発売即緊急重版決定!

事例3.妖怪画家と百物語を語る怪談トークイベントを開催

香川県・小豆島にある小豆島ヘルシーランド株式会社は、運営する「妖怪美術館」でイベント開催することをプレスリリースで発表しました。開館5周年を記念し、館長であり妖怪画家でもある柳生忠平氏とともに、百物語を語る怪談イベントです。

プレスリリースでは、同氏が百物語に参加したイメージ写真に加え、「モノノケマンダラ」をはじめとする妖怪やイベントの様子を紹介しているのがGOODポイント。記念日に関連する事例ではありませんが、初日の数日前にプレスリリース配信することで、多くの人の興味関心を引いた広報PR事例です。

参考:開館5周年スペシャルイベント”柳生忠平と語る「百物語」in 妖怪美術館”開催

「幽霊の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「幽霊の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「幽霊の日」は、幽霊や怪談に注目が集まるため、幽霊やお化け屋敷などに関連するイベントやキャンペーンを開催したり、ホラー作品や怪談に関する調査リリースを出したりするのも一案です。

「幽霊の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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