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怪談の日(8月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日怪談の日(8月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月13日は「怪談の日」。今回は「怪談の日」の意味や由来を解説します。

また、「怪談の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にエンターテインメント業界の方や、「怪談」に関するイベントを企画している企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「怪談の日」の意味・由来とは?

8月13日は「怪談の日」です。「怪談」をエンターテインメントとして確立したタレントの稲川淳二氏が、自身が出演する「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」の20周年連続公演を記念し制定。日付はクラブチッタ川崎で開催された第1回の公演日1993年8月13日にちなんでいます。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「怪談の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「怪談の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「怪談の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「怪談の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「怪談の日」を元に発信をする流れ

「怪談の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「怪談の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「怪談の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「怪談の日」を広報PRに活かした事例

「怪談の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「怪談の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。「怪談の日」に合わせたプレスリリースではなくても、今後「怪談の日」を広報PRに活かすうえでのヒントとなるはずです。

事例1.動画で話題の「怪談説法」を音楽配信サイトにて配信開始

株式会社ポニーキャニオンは、2022年1月〜6月まで、動画配信サービスで配信していた『怪奇妙法伝』を、2022年7月20日より各音楽配信サイトにてダウンロード・ストリーミング配信を開始しました。同番組の内容は、京都・蓮久寺住職の三木大雲氏が、自身の体験や、これまでに受けた相談に基づく怪談を説法へとつなぎ教えを説く「怪談説法」。これまで動画配信のみだった番組を「聴く」ことができます。

「怪談の日」に合わせた事例ではありませんが、現役住職が確立した「怪談説法」という新しいジャンルに関するプレスリリースを、夏本番に向けて配信し、時期的にぴったりな番組であることを伝えています。

参考:話題の「怪談説法」番組がサブスクで聴ける!本日より各音楽配信サイトで音声配信開始

事例2.話題の「怪談」をイメージしたアートイベントを開催

株式会社目黒雅叙園は、ホテル雅叙園東京内にある東京都指定有形文化財「百段階段」において、2022年7月2日~9月25日まで「和のあかり×百段階段2022〜光と影・百物語〜」を開催。ストーリー性のあるアートイルミネーションで、古くから語られる「怪談」をイメージしています。

こちらも「怪談の日」に関するプレスリリースではないものの、ホテルが有する有形文化財と、その雰囲気を十分に活かしたアートイベントの見どころを画像を用いながら紹介。累計入場者数1万人を突破したことを伝え、話題のイベントであることをアピールしています。

参考:【ホテル雅叙園東京】開会早々に累計入場者数1万人を突破「和のあかり×百段階段2022~光と影・百物語~」ストーリー性のある展示演出が話題に

事例3.読者の不思議体験を集めた音声コンテンツを紹介

株式会社ほぼ日は2022年8月に、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の夏の人気コンテンツ「ほぼ日の怪談」の音声配信、書籍の発売を告知しました。読者の体験や、人から聞いた不思議な話だけを集めた同コンテンツは、夏の期間限定で更新。2004年から現在までに約700篇もの投稿が寄せられています。

こちらも「怪談の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、「ほぼ日刊イトイ新聞のコンテンツをオーディオ化していくプロジェクトに「ほぼ日の怪談」も加え、暑い夏にゾクッとする体験を提供しています。プレスリリースでは配信スケジュールとタイトルを紹介。不気味な雰囲気の画像と、恐ろしい情景をイメージさせるタイトルで、怪談ファンの興味に訴求しています。

参考:この夏は「ほぼ日の怪談」をコンテンツ、音声、そして本で!

「怪談の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「怪談の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「怪談」は夏の風物詩のひとつであることから、多くの企業が関連した商品・サービスを展開しています。「怪談の日」を活用することで、より怪談ファンに訴求した広報PR活動が実施できるのではないでしょうか。

記念日をうまく使い、より多くの人に自社の取り組みを周知してみてください。

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