三十路の日
2025年12月6日は「ロマンスの神様の日」。今回は「ロマンスの神様の日」の意味や由来を解説します。
また、「ロマンスの神様の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に夫婦・カップル向けの商材を扱う企業の方や、冬季ならではの広報PRを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
「ロマンスの神様の日」の意味・由来とは?
12月第1土曜日は「ロマンスの神様の日」です。音楽ビジネスの総合プロデュースや開発・実行を手掛けるMuse Endeavor株式会社によって制定されました。2025年は12月6日、2026年は6日が記念日にあたります。
日付は、アーティストの広瀬香美氏による楽曲「ロマンスの神様」のリリース日である1993年12月1日が由来。冬を感じる季節であることから、毎年12月の第1土曜日を記念日としました。
「ロマンスの神様の日」には、歌詞の一部にちなみ、夫婦や恋人同士がお互いの大切さを再認識し、愛情を育むきっかけにしてほしいという願いが込められています。特定の楽曲に関する記念日ですが、カップル向けの商品・サービスを紹介したり、冬季限定のイベント情報を発信したりといった広報PR施策に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ロマンスの神様の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「ロマンスの神様の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ロマンスの神様の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ロマンスの神様の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ロマンスの神様の日」を元に発信をする流れ
「ロマンスの神様の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ロマンスの神様の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ロマンスの神様の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ロマンスの神様の日」を広報PRに活かした事例
「ロマンスの神様の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ロマンスの神様の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「ロマンスの神様の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
事例1.「ロマンスの神様の日」に合わせて記念日企画を発表
Muse Endeavor株式会社は、2024年12月7日の「ロマンスの神様の日」にちなんだプレスリリースを公開。日本記念日協会より認定を受けた2024年、1回目の記念日として、12月7日に合わせて配信しました。
今回の「ロマンスの神様の日」のテーマには「デートしよう。」を掲げ、プレスリリースでポスターデザインを紹介しています。新しい記念日の解説や広瀬香美氏の紹介はもちろん、同氏のコメントを掲載することでメディア関係者・ファン層を中心に認知を広めた有用な広報PR事例です。
参考:世界を、あなたの日常を、もっとロマンスで満たしたい。12月第1土曜日は『ロマンスの神様の日』。本日12月7日(土)は、大切な人とデートしよう。
事例2.ネイルをする女性を対象にクリスマスシーズンの自社調査を実施
総合ネイルメディア「ネイル女子」を運営するアウトオブザボックス株式会社は、冬のデートに関する調査を実施し、プレスリリースでレポートを発表しました。2024年12月2日から7日にかけて、同年の冬デートでネイルをする予定の20~50代の女性109人を対象にしたWebアンケートです。
プレスリリースでは、冬デートの定番ソングやクリスマスプレゼントなど、質問項目ごとに結果やコメントといった情報をまとめています。「ロマンスの神様の日」に合わせたプレスリリースではありませんが、クリスマスシーズンならではの調査テーマを掲げており、季節性の高さが魅力的な好事例といえるでしょう。
参考:クリスマス直前!冬デートで最も気合いを入れるポイントランキング!【冬のデートに関する調査】
事例3.対象商品購入で特別なプレイリストが聞けるキャンペーン
江崎グリコ株式会社は、「歌で、気持ちをシェアしよう。#ラブなポッキー」と題したキャンペーン企画についてプレスリリースを配信しました。限定パッケージの対象商品を購入すると、特別なプレイリストを再生できる音楽プロジェクトです。
こちらも「ロマンスの神様の日」の事例ではありませんが、自社の人気商品とバレンタインシーズンの季節性、さらにラブソングという話題性を組み合わせた企画内容がユニークなポイント。プレイリストの公開日に合わせたプレスリリース配信で、顕在層・潜在層を問わず幅広い読み手にアプローチしています。
参考:ポッキー音楽祭プロジェクト第2弾 「歌で、気持ちをシェアしよう。#ラブなポッキー」キャンペーン 1月7日(火)より開始
「ロマンスの神様の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月第1土曜日の「ロマンスの神様の日」は、広瀬香美氏のヒット曲「ロマンスの神様」の注目度が高まりやすい日です。特定のアーティスト・楽曲の商材を扱う方はもちろん、夫婦・カップル向けの商品やイベント企画を手掛ける企業の方にとっては特に、「ロマンスの神様の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ロマンスの神様の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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