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金の日(1月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日金の日(1月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月24日は「金の日(ゴールドラッシュの日)」。今回は「金の日」の意味や由来を解説します。

また、「金の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にお金やゴールドにまつわる商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「金の日」の意味・由来とは?

1月24日は「金の日」。1848年1月24日、アメリカのカリフォルニアにある製材所で、ジェームズ・マーシャルが本物の金を発見した日です。

発見後は噂がすぐに広まり、金の獲得を目的に人々が殺到しました。この出来事から、「ゴールドラッシュの日」とも呼ばれています。

金は、身近なところでは指輪やネックレスといったアクセサリーに使われる金属です。金を取り扱う企業では、毎年1月24日の「金の日」に関連するイベント・キャンペーンも実施しています。広く知られた記念日ではないものの、多様な広報PRに活かせるでしょう。

「金の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「金の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「金の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「金の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「金の日」を元に発信をする流れ

「金の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「金の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「金の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「金の日」を広報PRに活かした事例

「金の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「金の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「金の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.能登復興支援ライブの様子と能登の今を伝える映像作品のオンライン配信を決定

金箔専業メーカーの箔座株式会社は、2024年11月9日に能登支援ライブ実行委員会と共催で、金箔40,000枚を用いて仕上げた「黄金の茶室」を舞台にシンガーソングライター・安藤裕子氏のライブを実施。また、能登半島地震から1年となる2025年1月1日には、ライブの模様と震災の爪痕が残る能登の様子を取材・撮影した映像を編集したアーカイブ映像作品も有料配信しました。

さらに、販売開始からわずか2日間で完売した安藤氏デザインのチャリティーコラボアクセサリーを限定50個再販し、売り上げの一部を復興支援に寄付します。

プレスリリースでは、ライブ当日の写真と映像作品の一部を掲載し、概要がよくわかる構成になっています。このイベントに対する企業の思いもしっかりと語られている点がGOOD。記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、金に関するイベントの広報PR施策として参考になる事例です。

事例:「黄金の茶室」に響く、安藤裕子氏の祈りと希望の歌声。能登復興支援ライブの様子と“能登の今”を伝える映像作品を2025年1月1日よりオンライン配信。

事例2.出品総額10億円以上の金製品が集結する「金の祭典」で純金製の渋沢栄一壱万円札を販売

株式会社大丸松坂屋百貨店は、松坂屋上野店で出品総額10億円以上、総出品数約300点の金製品が集結する催事「金の祭典」の開催をプレスリリースで発表しました。2024年6月開催時に初登場した純金製「福沢諭吉壱万円札」を再販するほか、新紙幣の「渋沢栄一壱万円札」も純金製で初登場です。

また、当日は金価格高騰を受けた買い取りニーズに対応し、見積り無料の買い取りコーナーも併設されます。

プレスリリースには、商品のイメージが伝わる画像を大きく掲載。インパクトのある画像で読み手の関心を集めている点がGOOD。「金の日」にちなんだ事例ではありませんが、金に関連する商品の広報PRとして参考になるプレスリリースです。

参考:“福沢諭吉”に続き純金製“渋沢栄一”壱万円札が登場!出品総額10億円以上の金製品が集結「金の祭典」

事例3. 乳歯と同じ形でつくる純金製メモリアルアイテムが兵庫県姫路市の故郷返礼品に

株式会社YASHIO GOLDは、抜けた乳歯から型を取り、同じ形・大きさの純金声オブジェ「金乳歯(R)」が兵庫県姫路市のふるさと納税返礼品に選ばれたことをプレスリリースで発表しました。

「金乳歯(R)」は歯科技工士が手作業で製作する乳歯の純金製オブジェを、乳歯ケースも兼ねた無垢の天然木のディスプレイケースに収める、乳歯のメモリアルアイテム。へその緒などと同じように、初めて抜けた乳歯を成長の記念として残すことができます。

プレスリリースでは、子どもの乳歯の保管方法に関するアンケートを掲載しているほか、商品開発の背景などを丁寧に紹介。ふるさと納税受付先サイトのURLも載せて、プレスリリースからの動線がしっかり確保されているのがGOODです。

参考:「金」の価値が高まる今、乳歯を未来の財産に。純金製メモリアルアイテム「金乳歯(R)」がふるさと納税返礼品に登場

「金の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月24日の「金の日」は、金・ゴールドに注目が集まり、金を用いたアクセサリーや、金にまつわる映画・漫画作品を想起させるきっかけになる日です。関連作品を取り扱う企業の方や、金を用いた製品を販売する企業の方にとっては特に、「金の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「金の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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