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いい育児の日(11月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いい育児の日(11月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月19日は「いい育児の日」。今回は「いい育児の日」の意味や由来を解説します。

また、「いい育児の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に育児サービスや子育て世代向けの商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「いい育児の日」の意味・由来とは?

11月19日は「いい育児の日」です。将来世代を支える社会の実現に向けて、参画の県知事によって組織化した「日本創生のための将来世代応援知事同盟」によって制定されました。

日付は、「い(1)い(1)い(1)く(9)じ」と読む語呂合わせが由来。家庭を大切にするライフスタイルや、子どもの成長と子育てを見守る社会づくりを啓発し、行動を起こすきっかけにつなげることが記念日制定の目的です。

同盟の設立当初から参加県は増加しており、2022年11月時点では、岩手県・千葉県・広島県など計22県が参加しています。

毎年11月19日やその前後には、同盟の参加県を筆頭に、全国各地の企業がさまざまな企画を実施。育児にまつわる商品のプレスリリースを発表したり、「いい育児の日」にちなんだアンケート調査を実施したりといった広報PR活動に有用な記念日です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「いい育児の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「いい育児の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい育児の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい育児の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いい育児の日」を元に発信をする流れ

「いい育児の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いい育児の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい育児の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いい育児の日」を広報PRに活かした事例

「いい育児の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いい育児の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.子育てメディア「&あんふぁん」をスタート

育児情報誌を発行する株式会社こどもりびんぐは、運営する子育てメディア「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」を統合し全面リニューアル。新メディアとして「&あんふぁん」をスタートしたと、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、育児に関するアンケート結果を導入に、自社メディアの紹介へとつなげているのがGOOD。メディアのナビゲーターや編集長も紹介し、どのようなメディアなのかがわかるように工夫されています。

記念日に関連した事例ではありませんが、育児メディアを広報PRする際に参考になるプレスリリースの構成です。

参考:自分の子育てに「自信がない」というママ・パパは7割以上も!子育てに迷い悩むすべての人へ、信頼できる確かな情報をお届けするWebメディア「&あんふぁん」がスタート

事例2.「子育てあるある川柳」入賞作品、発表

乳製品メーカーの森永乳業株式会社は、ベビー用品店を運営する株式会社赤ちゃん本舗との共同企画として、「子育てあるある川柳」を実施。入賞作品10句が決定したことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースのトップに入賞作品のイラストを大きく配置し、じっくり見たくなる仕掛けになっているのがGOOD。プレスリリースのPDFデータをダウンロードできるようにしてあり、活用シーンに配慮されています。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、育児に関するユニークな企画として、参考になる事例です。

参考:森永乳業&赤ちゃん本舗共同企画「子育てあるある川柳」

事例3.父親の育児力を上げる親子教室を開催

アディーレ法律事務所の長崎支店長、弁護士・河合誠が代表を務める「長崎パパ友グループ」は、10月1日に長崎市民会館文化ホールで開催された『アマランスフェスタ2023』へ参加。子どもとの遊びの実技提案や座談会を含めた親子教室実施した内容をプレスリリースで配信しました。

「長崎パパ友グループ」は、長崎県のパパ同士の情報交換の場作りと父親の育児参加促進への寄与を目的とし活動する団体です。プレスリリースでは、イベントの様子がわかる画像を掲載。今回のイベントのテーマについてわかりやすく解説しています。最後にアディーレ法律事務所についての詳細を記載しているのもGOODです。

「いい育児の日」にちなんだものではありませんが、育児について考えるきっかけとなる広報PR事例だといえるでしょう。

参考:【イベントレポート】パパの“育児力”を上げよう!『長崎パパ友グループ』がイベントで子育て応援

「いい育児の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月19日の「いい育児の日」は、育児に関するサービスや情報に注目が集まりやすい日です。子育て世代向けの企画を検討している方や、育児に特化したキャンペーンを実施する企業の方にとっては特に、「いい育児の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いい育児の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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