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いい手の日(11月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いい手の日(11月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月10日は「いい手の日」。今回は「いい手の日」の意味や由来を解説します。

また、「いい手の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に化粧品業界の方や小売業界の方、ハンドケアなどのサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「いい手の日」の意味・由来とは?

11月10日は「いい手の日」です。ハンドクリームメーカーのユースキン製薬株式会社が、11と10を「いい手(ン)」と読む語呂合わせから、「大切な人やがんばっている自分の手に感謝する日」として制定

また、過去30年間の気象庁のデータより、都心の最低気温が10度を割る境目が11月10日であることもこの日になった由来の一つです。その時期になるとハンドクリームが売れ始めることもあり、「ハンドクリームの日」とも呼ばれます。

ユースキン製薬株式会社は、この日に「ハンドエキスポ」というハンドマッサージイベントを開催しています。

「いい手の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「いい手の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい手の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい手の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いい手の日」を元に発信をする流れ

「いい手の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いい手の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい手の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いい手の日」を広報PRに活かした事例

「いい手の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いい手の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「いい手の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ハンドケア方法を体験できるイベントを開催

ハンドクリームメーカーのユースキン製薬株式会社は、11月10日の「いい手の日」に合わせて、効果的なハンドケア方法を体験できるイベント「ハンドエキスポ」を実施。製造拠点のある富山で開催するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは昨年の同イベントの様子を写した画像をたくさん掲載し、楽しそうな印象を与えています。イベント概要を表でわかりやすく紹介しているのもGOODです。

記念日に合わせ、ハンドクリームの良さを広報PRしている事例として参考になります。

参考:2023年11月11日(土)富山グランドプラザにて開催 家族みんなでうるおい体験 『ハンドエキスポ in 富山』~ 11月10日は「いい手の日=ハンドクリームの日」 ~

事例2.「赤ちゃんの頭のにおい」のハンドクリーム登場

株式会社フェリシモは、「くんくん愛おしい 赤ちゃんの頭のにおいでやすらぐハンドクリーム」を発表するとプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのタイトルに「赤ちゃんの頭のにおいのハンドクリーム」という独自性のあるフレーズを入れることで、目に留まる工夫がされています。商品の開発秘話を公式ブログへ展開し、Web販売へ導線を作っているのもGOODです。

記念日に関連した広報PRではありませんが、ハンドクリームの新商品についてのプレスリリースを作成する際に参考になる事例です。

参考:「赤ちゃんの頭のにおい」のハンドクリームがフェリシモ「ラミプリュス」から新登場

事例3.人気のグミをイメージしたハンドクリーム・リップクリームを発売

のど飴やグミ、キャンディといった人気商品の製造販売を手掛ける、カンロ株式会社は、「ピュレグミ」をイメージしたコスメを発売。新商品の「ピュレグミ ハンドクリーム」と「ピュレグミ リップクリーム」の詳細をプレスリリースで配信しました。

カンロから発売されている「ピュレグミ」のイメージそのままのキュートな新商品の画像をプレスリリースのアイキャッチに設定。グミとケア用品を組み合わせたユニークな取り組みで、レモン・グレープ・マスカットの香りをイメージしたうるおい成分を配合した商品詳細を紹介しています。「いい手の日」のプレスリリースではありませんが、興味を引きやすいタイトルの付け方や、成分を想起させるビジュアルなどが参考になる広報PR事例です。

参考:ピュレグミをイメージしたフルーティーなコスメが登場! カンロ「ピュレグミ ハンドクリーム・リップクリーム」発売

「いい手の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月10日の「いい手の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「いい手の日」には、季節的にもハンドクリームやハンドケアに注目が集まります。また、似た記念日に10月11日の「ハンドケアの日」があり、手に関連する記念日として絡めて発信してもよいでしょう。

今一度「いい手の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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