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いい文具の日(11月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いい文具の日(11月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月29日は「いい文具の日」。今回は「いい文具の日」の意味や由来を解説します。

また、「いい文具の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に文房具・文具を中心に取り扱っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「いい文具の日」の意味・由来とは?

11月29日は「いい文具の日」です。文具の営業代行や商品開発支援、文具イベントのプロデュースなどを手掛けるNEXT  switch株式会社によって制定されました。

日付は、「い(1)い(1)ぶ(2)んぐ(9)」と読む語呂合わせが由来。文具への興味関心を高め、文具をプレゼントし合うきっかけにすることが、記念日制定の目的です。

同社は毎年11月29日に、夫婦やパートナーをはじめ、大切な人に文具の贈りものを提案しています。ペンやノート、手帳といった新商品のプレスリリースにつなげたり、文具に関するキャンペーン企画を実施したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「いい文具の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「いい文具の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい文具の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい文具の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いい文具の日」を元に発信をする流れ

「いい文具の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いい文具の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい文具の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いい文具の日」を広報PRに活かした事例

「いい文具の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いい文具の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「いい文具の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.レトロ喫茶をテーマにデザインしたホッチキスを限定販売

マックス株式会社は、同社の創立80周年を記念し、数量限定商品の発売を決定しました。記念イベント「ホッチキス デザイン総選挙」で第1位に選ばれた「レトロ喫茶」をデザインテーマとしたホッチキスを、3種類展開する取り組みです。

ドットやチェック模様に加え、喫茶店メニューで定番のプリンやクリームソーダ、フルーツサンドをワンポイントに描いたデザインが特徴。プレスリリースでは、限定商品のラインナップだけでなく、Instagramアカウントのフォロワー1万人突破について触れているのがGOODポイントです。

参考:会社創立80周年記念イベント「ホッチキス デザイン総選挙」で選ばれたサクリフラット『レトロ喫茶シリーズ』新発売

事例2.人気のカラーマーカーシリーズに新ラインナップを追加

コクヨ株式会社は、カラーマーカーの「マークタス」シリーズから新たなラインナップを発表しました。ノートがすっきりまとまるよう色の組み合わせにこだわっており、今回のプレスリリースでは「2トーンタイプ」「2ウェイタイプ」の2種類を紹介。

商品概要で同シリーズならではのメリットに言及し、実際の活用方法を写真とともにピックアップしているのがGOODです。シリーズをすでに利用している人はもちろん、潜在顧客への認知拡大と販売促進効果が期待できます。

参考:ノートがすっきりまとまる「カラーマーカー<マークタス>」から新色5色を発売

事例3.「かわいい」をコンセプトにした新商品・新コンテンツを提供

コクヨグループでオフィス通販を手掛ける株式会社カウネットは2022年11月、企画型コンテンツ「かわいいものタウン」を公開しました。公開開始にともなって、オリジナル商品シリーズの販売も決定。

「自分に合ったかわいいに出会う」「見たことないかわいいに出会う」の2つをテーマに掲げ、ミステリアス・エレガント・ビビッドなど、6種類のモチーフに分けてデザインしたプロジェクトです。Webコンテンツでは「かわいいスタイル診断」を展開し、文具メーカー各社とコラボした同社ならではの企画力を発揮しています。

参考:自分好みのかわいい文房具に出会える新商品シリーズ「かわいいものタウン」販売開始

事例4.自社ブランドが手掛ける人気商品を店頭で実現販売

伊藤手帳株式会社は、ハンズ名古屋店にて実演販売の実施を決定しました。2022年11月19日の1日限定で、同社の主力商品「セパレートダイアリー」と、手帳「TETEFU」の2商品を販売する店頭イベントです。

当日は、各商品の使い方を実演で説明するだけでなく、使い方に関する相談にも対応。販売ラインナップとともに、2商品の簡単な使い方・写真を掲載したプレスリリースがGOODポイントです。

参考:年に1度の店頭イベント。ハンズ名古屋店で伊藤手帳ユメキロック実演販売会開催。定番商品「セパレートダイアリー」「TETEFU」の使い方をECサイトスタッフが説明販売

「いい文具の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月27日の「いい文具の日」は、ペンやノートをはじめとする文具に注目が集まりやすい日です。関連商品の開発・販売に携わっている方や、文具の販売イベントを企画している方にとっては特に、「いい文具の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いい文具の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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