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よいトマトの日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日よいトマトの日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月10日は「よいトマトの日」。今回は「よいトマトの日」の意味や由来を解説します。

また、「よいトマトの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、トマトをメインとした商品開発・提供を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「よいトマトの日」の意味・由来とは?

4月10日は「よいトマトの日」です。飲食品やトマトケチャップ、調味料などを製造・販売するカゴメ株式会社によって制定されました。

日付は「よ(4)い、トマト(10)」と読む語呂合わせが由来。味の旬である春のシーズンにおいしいトマトを食べ、健康的な生活を送ってもらうことが記念日制定の目的です。

トマトはそのまま食べる野菜としてだけでなく、ケチャップやスープなどの原材料のひとつでもあります。普段の食生活に馴染み深い食材なので、トマトを中心とする新商品のプレスリリースを配信したり、トマトを使った食品を紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「よいトマトの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「よいトマトの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「よいトマトの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「よいトマトの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「よいトマトの日」を元に発信をする流れ

「よいトマトの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「よいトマトの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「よいトマトの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「よいトマトの日」を広報PRに活かした事例

「よいトマトの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「よいトマトの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「よいトマトの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.トマトやタマネギの味を活かしたドレッシングを新発売

徳島産業株式会社は、新しく販売する商品「トマトのまんま」「タマネギまんま」のプレスリリースを配信しました。香料・保存料・うま味調味料を使わず、トマトやタマネギのおいしさを活かしたドレッシングです。

「よいトマトの日」に絡めた事例ではありませんが、新商品の魅力やこだわりをプレスリリースで発信することで、幅広い世代の生活者にアプローチできています。テレビCMのイメージが伝わるビジュアルコンテンツや、ドレッシングの利用シーンを想起させる料理写真もGOODです

参考:ほいけんた出演のTVCMを4/14より放映開始!!素材の味を”そのまんま”活かした「トマトのまんま」「タマネギまんま」新発売!!

事例2.もっともおいしいトマトを決めるコンテスト情報を配信

一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会は、「第4回 全国トマト選手権」の開催を決定し、プレスリリースで発表しました。2つの部門に分けて、もっともおいしいトマトを決めるグルメコンテストです。

開催の数日前にプレスリリースを配信しており、前年の受賞商品や審査会の様子がわかる写真を掲載したのがGOOD。記念日に関する事例ではありませんが、イベントやコンテストの実施前に情報を発信することで、メディア関係者からの注目度を高めるメリットも期待できます。

参考:おいしい「トマト」No.1を決定 第4回全国トマト選手権 4月9日開催!

事例3.トマト果汁入り飲料のリニューアルを発表

ダイドードリンコ株式会社は、トマト果汁入り飲料「さらっと。トマト」のリニューアルについてプレスリリースを配信しました。春夏シーズンの塩分補給に適した商品として展開しており、プレスリリースでは成分や発売日といった商品情報をまとめています。

自動販売機で取り扱う商品ですが、生活者が認識しやすいようパッケージ写真を掲載したのがGOODです。「よいトマトの日」の事例とは異なるものの、販売時期によっては記念日と絡めやすく、リニューアル商品の認知拡大を図った広報PR施策としても参考になるのではないでしょうか。

参考:フルーティーなトマトの味わいで、すっきり・おいしく塩分補給!「さらっと。トマト」をリニューアル発売

「よいトマトの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月10日の「よいトマトの日」は、野菜の中でもトマトに注目が集まりやすい日です。トマトの栽培・販売に携わっている方はもちろん、トマトを用いた加工食品・飲料の製造を手掛ける方にとっても、「よいトマトの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「よいトマトの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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