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いい歯の日(11月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日いい歯の日(11月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

11月8日は、「いい歯の日」です。今回は、「いい歯の日」の意味や由来について解説します。

また、「いい歯の日」をきっかけとした広報PRの事例もご紹介。参考にしたいポイントを解説します。オーラルケア商品を展開する企業や、歯科医院を経営する企業はぜひ参考にしてみてください。

「いい歯の日」の意味・由来とは?

11月8日は「いい歯の日」です。1993年に日本歯科医師会により制定されました。

日付は、「11(いい)」「8(は)」の語呂合わせから。「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いを込めて、歯科保健啓発活動を行う日としています。

「いい歯の日」には、都道府県歯科医師会や郡市区歯科医師会が独自に啓発イベントを実施。講演会や無料歯科検診、歯磨き圧測定など、さまざまな取り組みを行っています。なお、「いい歯の日」は日本独自の記念日です。

「いい歯の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「いい歯の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい歯の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい歯の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いい歯の日」を元に発信をする流れ

「いい歯の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いい歯の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい歯の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いい歯の日」を広報PRに活かした事例

「いい歯の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いい歯の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「いい歯の日」にちなんだ共同キャンペーンを展開

ヘルステックカンパニーの株式会社FiNC Technologiesは、歯科医療情報プラットフォームを運営するWHITE CROSS株式会社との共同企画「11月8日は『いい歯の日』チャレンジ」についてプレスリリースを配信しました。11月8日の「いい歯の日」にちなんで、11月限定プログラムとして展開した企画です。

プレスリリースでは、開催期間や参加方法、特典を簡単にまとめてメディア関係者・生活者に情報を発信。キャンペーンスタートに合わせてプレスリリースを配信することで、より効果的な認知拡大に寄与した好事例といえるでしょう。

参考:健康管理/ダイエットアプリ「FiNC」 11月企画 「11月8日は『いい歯の日』チャレンジ」開始!

事例2.歯科検診の実態調査を「いい歯の日」に先駆けてレポート

歯科医療情報プラットフォームのWHITE CROSS株式会社は、2024年10月7日から9日にかけて、20~60代の男女500人を対象に「歯科検診と睡眠に関する実態調査」を実施。11月8日の「いい歯の日」に先駆けて、プレスリリースで結果レポートを配信しました。

調査トピックでは、約半数の人が歯科定期健診に行っていないことや、検診に行かない理由などをまとめています。さらに回答をピックアップした見出しを設け、グラフとともにひとつずつ紹介した構成が参考になる好事例です。

参考:歯科検診に行っている人は睡眠の質が高い!?

事例3.「いい歯の日」にちなみ、会員を対象にしたアンケートを実施

雪印メグミルクグループの雪印ビーンスターク株式会社は、2024年11月8日の「いい歯の日」にちなんだプレスリリースを配信しました。9月19日から25日にかけて、メンバーズサイト「まめコミ」会員のうち5歳までの子供がいる1,434人を対象に「お子様のオーラルケアに関する意識調査」を行ったレポートです。

プレスリリースでは複数の見出しを設け、サマリ・詳細に分けて回答内容を紹介。さらに専門家からのコメントを掲載し、より信ぴょう性のある記事に仕上げています。「いい歯の日」関連のプレスリリースとして発信することで、効果的な認知拡大につなげた広報PR施策といえるでしょう。

参考:11月8日は「いい歯の日」!むし歯に気をつけているママ・パパは約9割 歯磨きに関するお悩みは、オーラルケアタブレットの活用など工夫で乗り越える方が多い傾向に

事例4.自社商品の魅力や使い方を「いい歯の日」を前に発信

予防歯科関連製品や口腔ケア製品の開発・販売などを手掛ける株式会社オーラルケアは、プレスリリースで歯科専用アイテムを紹介しました。2024年11月8日の「いい歯の日」に先駆けて、自社製品の魅力や使い方などを発信しています。

記念日をきっかけに自社製品の認知拡大を図った広報PR施策ですが、実際に使用した人の感想や、特定の商品ならではの強みを訴求したのがGOODポイント。「いい歯の日」の特別企画として展開するYouTubeショート動画やプレゼントキャンペーンについても触れています。

参考:11月8日は「いい歯の日」 今、いい歯を目指す人は「歯科専用アイテム」に熱視線!

事例5.「いい歯の日」に合わせてオーラルケアの自社調査を実施

スキンケア商品やヘアケア商品を取り扱う株式会社石澤研究所は、2024年10月1日から6日にかけてインターネット調査を実施しました。437人を対象に、「オーラルケア」についてアンケートを取った調査レポートです。

自社が展開するオーラルケアブランド「歯磨撫子」のイラストを使用した画像や、回答の割合を文字で表現したビジュアルが特徴。自社製品と親和性の高い記念日「いい歯の日」、アンケート調査をうまく組み合わせ、メディア関係者を中心に認知を広めた有用な広報PR施策です。

参考:84.4%がオーラルケアを美容の一部だと思っている!“いい歯”のイメージNo.1は「白い歯」【オーラルケアに関する調査報告】

「いい歯の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「いい歯の日」には、多くの企業がさまざまな取り組みを行っています。商品やサービスの認知拡大を軸に広報PRに取り組むのもよいですが、「いい歯の日」を広めることを目的とすることで、企画内容の幅が広がります。「いい歯の日」を活用した広報PRの内容が思いつかない場合は、別の視点から考えてみるのもいかがでしょうか。

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