PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
いいもち麦の日(11月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いいもち麦の日(11月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月6日は「いいもち麦の日」。今回は「いいもち麦の日」の意味や由来を解説します。

また、「いいもち麦の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、とくに食品業界の方や、もち麦を使った商品開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「いいもち麦の日」の意味・由来とは?

11月6日は「いいもち麦の日」です。2021年、穀物のサイロ貯蔵や麦の加工品販売を手掛ける石橋工業株式会社によって制定されました。

日付は、「い(1)い(1)む(6)ぎ」と読む語呂合わせが由来。大麦のなかでも食物繊維を豊富に含むもち麦の魅力を発信し、その効果やおいしさをより多くの人々に知ってもらうことが、記念日制定の目的です。

食物繊維が豊富なもち麦には、腸内環境を整えて免疫力を高める効果があるといわれています。加えて、一般的な米に比べて弾力が強く、歯ごたえがあるのも魅力のひとつ。

2021年に制定されたため「いいもち麦の日」に特化した広報PR事例は少ないものの、関連商品と記念日を掛け合わせて紹介したり、期間限定のキャンペーンを開催したりといった企画に有用です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「いいもち麦の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「いいもち麦の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いいもち麦の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いいもち麦の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いいもち麦の日」を元に発信をする流れ

「いいもち麦の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いいもち麦の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いいもち麦の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いいもち麦の日」を広報PRに活かした事例

「いいもち麦の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いいもち麦の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「いいもち麦の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.飲食店とのコラボレーション商品をリニューアル

穀物のリーディングカンパニーである株式会社はくばくは、リニューアル商品のプレスリリースを発表しました。株式会社大戸屋と共同で、「大戸屋ごはんをおうちでも」をコンセプトに開発したコラボレーション商品です。

今回のリニューアルでは、色づきや食感に配慮した配合をしており、おいしさと健康的な五穀ご飯を味わえるのが特徴。歯ごたえが強い国産もち麦を配合することで、冷めてももちもち感が持続することを強みとしています。

プレスリリースとして発信することで、既存商品の購入経験がない人への認知拡大にも効果を発揮した広報PR事例です。

参考:おうちでも、まるで大戸屋気分!大戸屋の代名詞「五穀ご飯」が色づきと食感を改良しておいしくなってリニューアル

事例2.国産の豚肉や豆を使用した本格的なリゾットを新発売

株式会社平田牧場は、「日本の米育ち三元豚 トマトポークリゾット」の発売情報を発表しました。平田牧場の三元豚と、北海道産の赤いんげん豆を使用した本格派リゾットです。

栄養素が豊富な玄米やもち麦を配合し、白米とは異なる食感を引き出しているのが特徴。賞味期限が10ヵ月あるため、防災食として備蓄できるのも強みとしています。

今回のプレスリリースに合わせて、対象商品が割引価格で販売される特別キャンペーンを実施したのがGOODポイントです。お得に購入できる機会を設けることで、効率的な販売促進につなげています。

参考:平田牧場、三元豚と赤いんげんまめとトマトピューレでコクと旨みと酸味がおいしい「日本の米育ち三元豚 トマトポークリゾット」を新発売!

事例3.食生活や体調に合わせてカスタマイズできるグラノーラ

株式会社アンドオアは、新規サービスの「and/or(アンドオア)」を2022年9月からスタートしました。ライフスタイルに合わせて、味・食感・食べ方・栄養バランスの観点からカスタマイズができるグラノーラです。

栄養管理士が食生活をアドバイスし、希望や体調に応じて提案するのが本サービスの特徴。グラノーラには、カカオマスをはじめとするスーパーフードや、もち麦・黒米といった雑穀を使用しています。

グラノーラだけでなく、パッケージデザインを30種類から選択できるのもユニークなポイントです。健康面が気になる人やヴィーガン、アレルギーがある人など、老若男女問わず幅広い層にアプローチできる事例といえるでしょう。

参考:多様化するライフスタイルに合わせて、味・食材・食べ方・栄養バランスの観点でデザイン、カスタマイズしたグラノーラを提案する「and/or(アンドオア)」のオンラインストアが2022年9月11日オープン!

「いいもち麦の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月6日の「いいもち麦の日」は、穀物のなかでも、もち麦に注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、もち麦を用いた商品企画・販売を行う企業の方にとっては特に、「いいもち麦の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いいもち麦の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ