PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
卒業アルバムの日(7月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日卒業アルバムの日(7月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月24日は「卒業アルバムの日」。今回は「卒業アルバムの日」の意味や由来を解説します。

また、「卒業アルバムの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や写真や思い出に関連する商品・サービスなどを扱う企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「卒業アルバムの日」の意味・由来とは?

7月24日は「卒業アルバムの日」です。人気ラジオ番組「秋元真夏 卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオサンデー」と、年間約100万冊もの卒業アルバムを制作するダイコロ株式会社によって共同で制定されました。

保育園・幼稚園や学校などで学んだ日々を思い出に刻む「卒業アルバム」を、1年に1度見返すきっかけになることを目的としています。

日付は7と24で「7(な)2(つ)か4(し)い=懐かしい」と読む語呂合わせに由来しています。

「卒業アルバムの日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、卒業する人々に向けたニュースリリースを発信したり、教育機関にまつわるサービスのプレスリリースを出したりといった広報PRに活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「卒業アルバムの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「卒業アルバムの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「卒業アルバムの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「卒業アルバムの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「卒業アルバムの日」を元に発信をする流れ

「卒業アルバムの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「卒業アルバムの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「卒業アルバムの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「卒業アルバムの日」を広報PRに活かした事例

「卒業アルバムの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「卒業アルバムの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「卒業アルバムの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.卒園アルバム制作の新たなサービス「卒アルあんしん補償」スタート

創業85年を超える製本を営む石田製本株式会社は、卒園アルバム制作の新たなサービスとして、「卒アルあんしん補償」を開始したことをプレスリリースで発表しました。

1冊300円の補償料で、アルバムを受け取った後に内容に誤りが見つかった場合でも、費用無しで作り直しができるサービスです。プレスリリースでは、卒園アルバム制作に多い誤りについてグラフ付きで紹介。慣れない編集作業において、不安に感じる保護者のニーズに訴求しています。「卒業アルバムの日」に関連するものではありませんが、自社の取り組みをプレスリリースとして紹介することで、より効率的な認知拡大につなげた広報PR事例です。

参考:【新サービス】石田製本が「卒アルあんしん補償」を開始

事例2.「simple fashionable」をテーマにしたアルバムの新デザインが登場

有限会社三景スタジオが運営する東京原宿と札幌に展開するcreative photo studio aimから、新デザインのアルバムが登場したことをプレスリリースで発表しました。

新デザインのテーマは「simple fashionable」。作り込みすぎず、自然体で抜け感のある3スタイルを1冊のアルバムに落とし込んでいます。プレスリリースでは、新デザインの特徴を多数の写真とともに紹介。実際のアルバムがイメージしやすい点がGOODです。記念日に合わせて発信されたものではありませんが、アルバムの魅力を発信することで潜在層の興味・関心を引き出すことができた有用な広報PR事例です。

参考:【aim bridal】大切な記念を、世界に一つだけのオリジナルアルバムで残して。

事例3.親子で楽しめる「子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート」のアンコール公演開催が決定

コンサート・ライブ・イベントの企画、制作などを行う株式会社エニーは、今年2月にBunkamuraオーチャードホールで上演し約400人を動員した「子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート」のアンコール公演を開催。イベントの詳細などをプレスリリースで配信しました。

「子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート」は、今年8月、東京・オペラシティコンサートホールと大阪・フェスティバルホールにて開催。MCに女優の杏氏、解説に脳科学者の茂木健一郎氏、ソリストにヴァイオリニストの宮本笑里氏を迎えた公演です。プレスリリースでは、前回の公演の写真を添えながらコンサートの魅力を掲載。「卒業アルバムの日」に関した発信ではありませんが、イベントの様子がわかりやすく、足を運びたくなる情報のまとめ方が参考になる好事例です。

参考:親子で楽しめる「子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート」、大好評を受け今年8月に東京&大阪でアンコール公演開催決定!

「卒業アルバムの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月24日の「卒業アルバムの日」は、家族や友人と一緒に卒業アルバムを見返したり、これまでの思い出を振り返ったりするきっかけになる日です。卒業アルバムに限定せず、アルバムサービスを展開する企業の方や、写真・アルバムに関するイベントを検討している方にとっても、「卒業アルバムの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「卒業アルバムの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ