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緑茶の日(八十八夜となる日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日緑茶の日(八十八夜となる日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎年八十八夜となる日は「緑茶の日」。今回は「緑茶の日」の意味や由来を解説します。

また、「緑茶の日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や小売業界の方、商業施設やイベント運営を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「緑茶の日」の意味・由来とは?

毎年立春から数えて八十八夜となる日は「緑茶の日」です。1990年(平成2年)に公益社団法人日本茶業中央会によって制定されました。八十八夜の新茶は栄養価が最も高いとされており、より多くの人に味わってほしいとの想いが込められています。

八十八夜は立春から数えて88日目にあたるため、毎年5月1日前後で日付が変わります。また、毎年4月29日の「昭和の日」から5月5日「こどもの日」までの一週間を「グリーンティーウィーク」と定めており、各地でさまざまなイベントが開催されています。

「緑茶の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「緑茶の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「緑茶の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「緑茶の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「緑茶の日」を元に発信をする流れ

「緑茶の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「緑茶の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「緑茶の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「緑茶の日」を広報PRに活かした事例

「緑茶の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「緑茶の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「緑茶の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.スフレと緑茶アイスで味わう初夏限定メニューを発売

チョコレート製品の製造・販売を手掛ける株式会社βaceは、チョコレート専門店「Minimal – Bean to Bar Chocolate – (ミニマル)」にて、期間限定商品「チョコレートスフレ -グレープフルーツと緑茶アイス-」を発売することをお知らせしました。

チョコレートスフレと、緑茶を用いたアイスを組み合わせた初夏限定メニューです。プレスリリースでは商品画像を掲載したうえで、緑茶アイスと一緒に食べているイメージ写真もピックアップ。「緑茶の日」の事例ではありませんが、複数の写真で限定メニューの魅力を伝えた好事例です。

参考:Minimalより、初夏限定のスフレが登場。EN TEAの緑茶アイスと合わせて、アツアツ&ひんやりを楽しむ爽やかなグレープフルーツを使ったチョコレートスフレ。

事例2.緑茶から生まれた天然由来成分のネイル美容液を新発売

コーヒーと茶類を中心に飲料・健康商材の通信販売事業を手掛ける株式会社ブルックスは、新商品「グリーンティー ネイル美容液」のプレスリリースを配信しました。緑茶生まれの化粧品「グリーンティーシリーズ」から誕生した、100%天然由来成分のネイル美容液です。

無添加・無香料・天然由来成分など、同シリーズならではの特徴をわかりやすく訴求したのがGOODポイント。記念日に関連したプレスリリースではありませんが、シリーズの概要を説明する見出しを設けることで、自社製品を知らない潜在層の興味関心にもつなげている参考事例です。

参考:緑茶生まれの化粧品「グリーンティーシリーズ」より、100%天然由来成分の『グリーンティー ネイル美容液』新発売!

事例3.みやざき新茶摘み体験などができるイベントを開催

フェニックス・シーガイア・リゾートが運営するフラッグシップホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」は、お茶どころと呼ばれる宮崎県内の新緑園で「みやざき新茶摘み体験」を開催しました。プレスリリースでは本イベントの募集情報をまとめています。

5月1日から1ヵ月間にわたり、茶摘み体験や緑茶風呂、緑茶スイーツなどを楽しむイベント企画です。地域ならではの独自性と、季節ならではの希少性を訴求し、イベントの様子をイメージ写真とともに紹介したのがGOODポイント。「緑茶の日」の広報PRではありませんが、魅力的なプレスリリース内容で多くの注目を集めた好事例です。

参考:茶摘み体験&新茶を味わう【新緑園×有機米・宮本】みやざき新茶摘み体験

「緑茶の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「緑茶の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「緑茶の日」には新茶が店頭に並びはじめ、緑茶に注目が集まります。緑茶を扱っている企業はもちろん、緑茶のおともとしての和菓子や洋菓子、茶器などのアイテムもPRできるでしょう。

今一度、「緑茶の日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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