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あいさつの日(11月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日あいさつの日(11月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

11月13日は「あいさつの日」です。今回は、「あいさつの日」の意味や由来について解説します。

また、あいさつに関連した広報PRの事例もご紹介。「あいさつの日」を広報PRの取り組みに活用する際のポイントも解説しています。「あいさつの日」に合わせたイベントの企画・運営を検討している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「あいさつの日」の意味・由来とは?

11月13日は「あいさつの日」です。一般社団法人日本あいさつ検定協会により制定されました。制定の目的は、あいさつを通して人との繋がりを生み出し、社会が幸福になることです。

11月13日の「あいさつの日」以外に、毎月11日を市区町村独自の「あいさつの日」と定めている地域も多く、さまざまな場所であいさつ運動が実施されています。

また、一般社団法人日本あいさつ検定協会では、毎年11月13日に「あいさつ大賞」を発表。新しいあいさつの仕方や言葉のアイデアを事前に募り、そのなかから優秀な作品を紹介しています。

なお、「あいさつの日」は日本独自の記念日です。「あいさつの日」に特化した広報PRは少ないものの、業界や商材カテゴリを問わず多様なコンテンツとして活用しやすい記念日といえるでしょう。

「あいさつの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「あいさつの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「あいさつの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「あいさつの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「あいさつの日」を元に発信をする流れ

「あいさつの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「あいさつの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「あいさつの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「あいさつの日」を広報PRに活かした事例

「あいさつの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「あいさつの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「あいさつの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.あらゆるシーンでのマナーが学べる子ども向け絵本

デザイン書やビジュアル書を中心に出版事業を展開する株式会社パイ インターナショナルは、『はじめてのマナーえほん』の発売情報をプレスリリースで公開しました。子どものうちから身につけておきたいマナーを、5つのシーンに分けてまとめた絵本です。

「マナーってなに?」という基本要素から、食事のあいさつ・生活のあいさつ・園や学校でのマナーなど細かい要素まで網羅しています。プレスリリースでは、絵本のコンテンツを箇条書きした紹介文だけでなく、内容がわかりやすいページ画像を掲載。記念日に関する事例ではありませんが、あいさつをはじめ、マナーに関する書籍の概要が伝わりやすい構成がGOODな好事例です。

参考:あらゆるシーンで役立つ実践的マナー絵本『はじめてのマナーえほん』7月21日発売 | 株式会社パイ インターナショナルのプレスリリース

事例2.引っ越しの挨拶に関する意識調査の結果をプレスリリース配信

不動産の売買・仲介・鑑定事業を手掛ける株式会社AlbaLinkは、「引越しの挨拶に関する意識調査」に関する調査結果をプレスリリースで発表しました。2023年7月11日と12日、引っ越しをしたことがある男女500人を対象に、Webで調査したアンケートのレポートです。

プレスリリースでは、引っ越しの際に近所に挨拶をする人や、粗品を持って行く人、挨拶をしない理由などをサマリでピックアップ。さらに、グラフを用いて結果を可視化しながら各項目の回答を紹介しています。「あいさつの日」のプレスリリースではありませんが、自社の事業内容とアンケート調査を組み合わせた広報PR施策としても参考にしやすい事例です。

参考:【引越しの挨拶をする理由ランキング】男女500人アンケート調査

事例3.琉球ゴールデンキングスのゴーディーが小中学校であいさつ運動

プロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」を運営する沖縄バスケットボール株式会社は、チームのキャラクターである「ゴーディー」による朝のあいさつ運動を、沖縄市内の小中学校で実施。プレスリリースで活動の様子をレポート配信しました。

プレスリリースには、あいさつ運動の様子を撮影した写真をたくさん掲載。キャラクターと地元の子どもたちとの交流を視覚的にしっかり伝えています。「沖縄をもっと元気に!」という理念活動「おおきなわ」の一環としての取り組みであることがわかるよう導入で説明したり、テキストリンクを設定したりと詳細を記している点もGOODです。

記念日に関連した広報PRではないものの、地域性が目を引くあいさつに関する活動を伝えるプレスリリースです。

参考:ゴーディーによるあいさつ運動(2024年8月・9月)実施のご報告

「あいさつの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

生活を送るうえで欠かせないあいさつという習慣。日常的なあいさつから冠婚葬祭のあいさつまで、日本や世界にはさまざまなあいさつが存在します。

11月13日の「あいさつの日」を広報PRの取り組みとかけ合わせる場合、あいさつにまつわる歴史や言語を学べる企画を考えるのがおすすめ。自社商品やサービスと「あいさつの日」の掛け合わせ方に悩んでいる企業は、本記事でご紹介した広報PR事例をぜひ参考にしてみてください。

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