
生理をジェンダーレスで考える日
10月28日は「群馬県民の日」。今回は「群馬県民の日」の意味や由来を解説します。
また、「群馬県民の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や、群馬県のイベント・キャンペーン企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
10月28日は「群馬県民の日」です。1871(明治4)年の10月28日(旧暦:12月10日)、廃藩置県で設置された8県が統合し、初めて「群馬県」の名称が使用されました。
この出来事を記念し、群馬県が1985年に記念日を制定。現在では、毎年10月から11月にかけて、「群馬県民の日」にちなんだ記念イベントを実施しています。
特定のエリアに関する記念日ですが、観光業界をはじめ、誘致を目的とした広報PR活動に活かせるでしょう。群馬県ならではの魅力を発信したり、自治の意識を高めるためのキャンペーンにつなげたりといったプロジェクトに有用な記念日です。
「群馬県民の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「群馬県民の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「群馬県民の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「群馬県民の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「群馬県民の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「群馬県民の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「群馬県民の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「群馬県民の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
群馬県にある前橋園芸株式会社が運営するグランピング施設「THE FIVE RIVERS FINE GLAMPING 群馬 白沢」は、期間限定で「冬の大感謝祭」を開催することをプレスリリースで発表。群馬県民は半額で宿泊できるキャンペーンです。
プレスリリースのタイトルはひと目見ただけで、群馬県民を主な対象とした企画であることがわかるようにつけられているのがGOOD。また、地域の魅力創出のためにこの企画が生まれたことを記しているのも、背景が伝わりやすく参考になります。企画内容の紹介では、施設の様子やサウナ、地産地消のフードメニューなどそれぞれのシーンがイメージしやすい画像をピックアップすることで、対象者にキャンペーンの興味・関心を促しています。
記念日にちなんだ事例ではありませんが、群馬県民を対象にした企画を実施する際は「群馬県民の日」を活用して情報発信を行うと、よりニュース価値を高めることができるでしょう。
参考:【群馬県民は半額】グランピングで地域還元×マイクロツーリズム ”冬の大感謝祭” を開催
群馬県メディアプロモーション課は、ご当地キャラクター「ぐんまちゃん」の生誕30周年を記念したイベント「ご当地キャラカーニバル」を群馬県庁にて開催することをプレスリリースで発表しました。ぐんまちゃん以外に、熊本県の「くまモン」など県内外から総勢92のご当地キャラクターが集結します。
プレスリリースのタイトルや本文に群馬県初のイベントであることを記載し、新規性、話題性をしっかりと盛り込んでいるのがGOOD。イベントの見どころや特別ゲスト、企画展についても端的にまとめており、読みやすく整理された構成が参考になります。群馬県はイベント開催後にもプレスリリースを配信。開催前と開催後の2回に分けて情報発信を行うことで、より多くの人に認知される機会を増やします。
10月28日の「群馬県民の日」は、群馬県での観光や地域の情報に注目が集まりやすい日です。特定エリアの商材を扱っている方や、群馬県にまつわるコンテンツ制作に携わっている方にとっては特に、「群馬県民の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「群馬県民の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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