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ハローワークの日(4月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ハローワークの日(4月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

4月17日は「ハローワークの日」。今回は、「ハローワークの日」の意味や由来を解説します。

また、「ハローワークの日」をきっかけに後方PR活動を行う効果や、ポイントもご紹介。実際の広報事例も交えながら、広報活動に取り組むコツをピックアップします。

広報やマーケティングネタを探している方、特に求人・転職関連の広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ハローワークの日」の意味・由来とは?

4月17日は「ハローワークの日」です。1947年(昭和22年)に「公職職業安定所」が発足したことから、この日が記念日に定められました。施設の名称から、「職安記念日」と呼ばれることもあります。

公職職業安定所が「ハローワーク」の通称で知られているのは、暗いイメージを変える目的で、公募を実施したためです。1989年の公募により、現在では「職安」と同様に「ハローワーク」の名前が浸透しています。

「ハローワークの日」に限定したイベントやキャンペーンは多くないものの、求人サイトや転職支援サービスの広報PRで活かすことも可能です。

「ハローワークの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ハローワークの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ハローワークの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ハローワークの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ハローワークの日」を元に発信をする流れ

「ハローワークの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ハローワークの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ハローワークの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ハローワークの日」を広報PRに活かした事例

「ハローワークの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。大規模なイベントでなくても、SNSを用いて発信するのがおすすめ。

ここからは、「ハローワークの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ハローワークの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.記念日にちなみ、ハローワーク・賃上げ政策への調査を実施

暮らしに関する情報メディア「イーデス」は、2024年4月17日の「ハローワークの日」にちなんで、「ハローワーク・賃上げ政策への調査」を実施。ハローワークを使って就職した20~65歳の男女合計500人を対象にした調査の結果をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには、ハローワークを利用して就職した37.8%の人の年収が増加という調査結果を紹介。一方で政府による賃上げ政策の恩恵を受けられていないと感じている人は56.0%いることが判明したことも記載しています。

各質問の詳細をテキストとグラフでわかりやすく伝えているのがGOOD。記念日を活用した調査リリースの配信です。

参考:暮らしの情報メディア「イーデス」が「ハローワーク・賃上げ政策に関する意識調査」を実施

事例2.アバターで就活相談ができる「バーチャルわかものハローワーク」を開設

メタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社は、アバターで就活相談ができる若者向けの『バーチャルわかものハローワーク』のオープンをプレスリリースで発表しました。もっと気軽に就職支援を必要とする若者にハローワークを利用してもらいたい、という大阪労働局の想いに共感して生まれたサービスです。

プレスリリースでは、オンラインでのアクセスに加えて匿名相談できることなどのポイントを解説。バーチャルわかものハローワークの各エリアのキャプション画像を用いて紹介しているのがわかりやすくGOODです。

記念日に絡めたものではありませんが、新たなハローワークのあり方として新規性・社会性が盛り込まれた参考になる事例です。

参考:【日本初※】メタバースに若者向けの「ハローワーク」が誕生~アバターで気軽に楽しく就活相談~社会課題解決メタバース加速中

事例3.メタバース版ハローワークの1周年を記念するイベント情報を発表

メタバースプラットフォーム「cluster」を展開するクラスター株式会社は、メタバース版ハローワーク「バーチャルわかものハローワーク」の1周年記念イベントを開催。2025年3月7日の開催に先駆けて、イベントの概要や利用方法などをプレスリリースで発表しました。

「ハローワークの日」にちなんだ事例ではありませんが、日本初のメタバース版ハローワークとして展開する自社ならではの独自性・新規性を伝えているのがGOODです。メタバースに関心がある層はもちろん、メディア関係者の興味を惹きつける広報PR施策としても参考になります。

参考:メタバース版ハローワーク開設1周年!「バーチャルわかものハローワーク」が若者の就職支援で新たな一歩~開設1周年記念イベント「メタバース×職業を知る」を開催、限定アクセサリーも配布

「ハローワークの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

求人・転職関連の企業だけでなく、ハローワークに紐づく商品を広報PRに活かすのも一案です。

また、求職者や転職希望者に向けて、ハローワークに関する調査リリースを発信しても良いでしょう。運営サイトや公式ブログへの訪問を狙う場合は、X(旧 Twitter)などのSNSが活用できます。

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