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たすけあいの日(10月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日たすけあいの日(10月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月15日は「たすけあいの日」。今回は「たすけあいの日」の意味や由来を解説します。

また、「たすけあいの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に保険業界の方や医療・介護業界の方、ボランティアや募金などの活動を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「たすけあいの日」の意味・由来とは?

10月15日は「たすけあいの日」です。1965年(昭和40年)に社会福祉法人全国社会福祉協議会によって制定されました。

日常生活での助け合いや、ボランティア活動への参加を呼びかけることを目的としています。

この日にちなんだ大きなイベントなどは行われていませんが、「たすけあい」に関わる保険会社や介護団体などが「たすけあいの日」について積極的に発信しています。

ボランティア活動についてプレスリリースを配信したり、「たすけあいの日」にまつわるアンケート調査を実施したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

「たすけあいの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「たすけあいの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「たすけあいの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「たすけあいの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「たすけあいの日」を元に発信をする流れ

「たすけあいの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「たすけあいの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「たすけあいの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「たすけあいの日」を広報PRに活かした事例

「たすけあいの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「たすけあいの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「たすけあいの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.自由度が高い寄付機能の提供をプレスリリースで発表

デジタル金融サービス「Revolut(レボリュート)」を日本で提供するREVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社は、提供サービスの新機能についてプレスリリースを配信。1円から寄付可能な「少額寄付」や、好きな周期で寄付ができる「定額寄付」などの機能を紹介しています。

「たすけあいの日」に関する事例ではありませんが、寄付活動を促すサービスに「少額でも寄付できる」という自社ならではの付加価値をプレスリリースを活用して積極的に発信。プレスリリースでは、機能の特徴や寄付が可能な団体、注意事項をリストで表示したり、サービスを囲み枠を用いたりして、情報がわかりやすくまとめられています。メリハリのある構成が参考になる事例です。

参考:Revolut、どんな少額でも寄付できる持続可能な寄付機能を提供開始

事例2.ヤングケアラーのためのオンラインサロンを実施

一般社団法人・ヤングケアラー協会は、岐阜県の委託事業として「ヤングケアラボぎふ」を開催することをプレスリリースを配信。ヤングケアラーや、ケアラーを支える人たちのために、同協会が主催するオンラインサロンです。

プレスリリースでは、オンラインサロンの概要を記載後、チサロン・オンライン講座・リアル交流会、計8回にわたって展開する企画の詳細を紹介しています。この項目の最後にプロジェクトのポスター画像を掲載しているのもわかりやすくGOOD。「たすけあいの日」に関するプレスリリースではありませんが、企業や団体でのイベント企画を発信する広報PR施策として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:【岐阜県委託事業】ヤングケアラー協会主催のオンラインサロン「ヤングケアラボぎふ」を開催

事例3.地域の助け合いを促進させるサービスで新たな取り組み

静岡県浜松市は、「応援団制度」の開始を知らせるプレスリリースを発表しました。住民同士の助け合いによりポイントを付与するサービス「浜松ヒーローズ」が、新たな取り組みとして展開することを訴求しています。

プレスリリースでは、アプリの利用イメージがわかるスマホ画面や、認定企業などに配布されるステッカーを画像で紹介。比較的シンプルな内容ですが、要点がまとまっており、読み手に伝わりやすいように情報が整理されているのが特徴です。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、浜松市民はもちろん、全国各地への認知を広める効果にも寄与した参考事例といえます。

参考:住民同士の助け合いを促進させるサービス「浜松ヒーローズ」の「応援団制度」がスタートしました!

「たすけあいの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「たすけあいの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「たすけあいの日」に関連するキャンペーンやイベントを開催したり、「たすけあい」に関する調査リリースを出すのも一案です。「たすけあい」には幅広い活動が含まれます。自社が取り組んでいる社会貢献活動などがあれば、この日に積極的に発信するとよいでしょう。

今一度「たすけあいの日」をきっかけに自社の取り組みやサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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