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常陸牛の日(3月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日常陸牛の日(3月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月5日は「常陸牛の日」。今回は「常陸牛の日」の意味や由来を解説します。

また、「常陸牛の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、ブランド牛の販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「常陸牛の日」の意味・由来とは?

3月5日は「常陸牛の日」です。茨城県茨城町の全農茨城県本部内に事務局を置く、茨城県常陸牛振興協会によって制定されました。

日付は、1977年3月5日に同協会が設立された出来事にちなんでいます。茨城県産の黒毛和牛である常陸牛(ひたちぎゅう)を多くの人に知ってもらい、商品の拡大につなげることが、記念日制定の目的です。

同協会は、過去にブランド牛のプレゼントキャンペーンなど「常陸牛の日」にちなんだ広報PR活動を実施しました。常陸牛に限定した企画はもちろん、茨城県の観光情報を発信するきっかけにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「常陸牛の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「常陸牛の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「常陸牛の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「常陸牛の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「常陸牛の日」を元に発信をする流れ

「常陸牛の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「常陸牛の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「常陸牛の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「常陸牛の日」を広報PRに活かした事例

「常陸牛の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「常陸牛の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「常陸牛の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.フットボールマッチの会場で抽選会などを展開

株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホックは、2024年2月24日に開催する「JAグループ茨城サンクスマッチ」についてプレスリリースを配信しました。サンクスマッチの概要のほか、やさい詰め放題や格付けチェックなどを展開する「協同組合マルシェ」についても紹介しています。

農産品が当たる抽選会では、1等に常陸牛5,000円分を用意。茨城県産米と福島県産米の食べ比べセットは2等に用意するなど、茨城県ならではの魅力を感じられる企画の特徴をプレスリリースにまとめています。「常陸牛の日」の事例ではありませんが、メディア、地元住民への認知拡大だけでなく、観光客の誘致にも効果が期待できます。

参考:【2/24(土)いわき戦】『JAグループ茨城サンクスマッチ』開催のお知らせ

事例2.「常陸牛」などのブランド牛を食べて食レポするイベント企画

茨城県営業戦略部販売戦略課は、東京・渋谷の「trias dining」にて開催するイベント情報をプレスリリースで公開しました。茨城県産のブランド肉「常陸牛」「常陸の輝き」を利用者自らが食レポをすることで、認知拡大を図ったユニークな企画です。

「常陸牛の日」に特化した事例ではありませんが、SNSが普及する現代ならではの若者向け企画として「食レポ」を取り入れ、プレスリリースでも独自性を積極的に発信したのがGOOD。実際の対象メニューを写真で紹介し、より多くの人の興味・関心を高めています。

参考:【参加者大募集】”食レポ”をしていただくと豪華景品がもらえる期間限定のPOPUP「常陸牛&常陸の輝き 食レポレストラン」を開催!

事例3.茨城県産の食材を使った周年記念メニューを展開

式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、兵庫県神戸市の「ホテルオークラ神戸」で開催する「茨城県の美食で彩る特別コース賞味会」のプレスリリースを配信しました。神戸・茨城空港間の就航15周年を記念し、茨城県産の食材を振る舞う特別企画です。

スペシャルコースで使用する食材をピックアップした概要はもちろん、調理前の常陸牛を掲載し、ブランド牛の強みを訴求したのがGOOD。記念日にちなんだ事例ではありませんが、「常陸牛の日」のようなキーワードを組み合わせることで、さらなる認知拡大効果が期待できるのではないでしょうか。

参考:【ホテルオークラ神戸】神戸-茨城空港間就航15周年記念『茨城県の美食で彩る特別コース賞味会』を6月1日に開催

「常陸牛の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月5日の「常陸牛の日」は、茨城県産の食材の中でも、ブランド牛の常陸牛に注目が集まりやすい日です。常陸牛を使った料理開発に携わっている方や、地域ならではの情報発信を手掛ける企業の方にとっては特に、「常陸牛の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「常陸牛の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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