PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
ホゴネコの日(5月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ホゴネコの日(5月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

5月25日は「ホゴネコの日」。今回は「ホゴネコの日」の意味や由来を解説します。

また、「ホゴネコの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にペット業界の方や、動物に関連する事業を行っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ホゴネコの日」の意味・由来とは?

5月25日は「ホゴネコの日」です。日付は、「0(ホ)」「5(ゴ)」「2(ネ)」「5(コ)」という語呂合わせから5月25日となっています。

岐阜市にある保護猫カフェ「ネコリパブリック」を運営する株式会社ネコリパブリックにより2019年に定められました。

同社は日本の猫の殺処分数をゼロにすることを掲げており、ホゴネコの日をきっかけに人々に保護猫が生まれてしまう理由や、命に対して最後まで責任を持つ大切さについて考えてもらうことを目的としています。

「ホゴネコの日」は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ホゴネコの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ホゴネコの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ホゴネコの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ホゴネコの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ホゴネコの日」を元に発信をする流れ

「ホゴネコの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ホゴネコの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ホゴネコの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ホゴネコの日」を広報PRに活かした事例

「ホゴネコの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ホゴネコの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ホゴネコの日」を広報PRに活かすうえで参考になります。

事例1.保護猫を題材にした絵本の発売を記念したパネル展と寄付活動

株式会社マイクロマガジン社は、絵本『きみがいるから』の発売を記念し、パネル展を開催しました。期間中の売り上げの一部は、猫の腎臓病治療薬を研究・開発する一般社団法人AIM医学研究所へ寄付することを明記しています。

「ホゴネコの日」の事例ではありませんが、保護猫との暮らしを描いた絵本作品をきっかけに、寄付へをつなげる活動を展開。プレスリリースで発信することでより高い認知拡大効果を発揮し、メディア関係者へのアプローチにもつながります。

参考:保護猫との暮らしを瑞々しく描いた絵本『きみがいるから』発売記念パネル展を、東京都中央区のカフェド武にて5月1日(水)より開催いたします

事例2.保護犬・保護猫と新しい家族がつながる新規サービス

株式会社カインズは、新しいサービス「しっぽの出逢い」の提供開始に合わせてプレスリリースを配信しました。保護犬・保護猫と、新たな飼い主をつなぐオンラインマッチングサービスです。

プレスリリースでは、サービスの目的や概要をふまえたうえで「今後の展開」「ロゴマークに込めた想い」の見出しを設け、当サービスならではの独自性を訴求したのがGOOD。「ホゴネコの日」の事例ではありませんが、保護犬と保護猫に特化した新規サービスの認知拡大効果に寄与しています。

参考:保護犬・保護猫と新しい家族をつなぐカインズのオンラインマッチングサービス「しっぽの出逢い」がスタート

事例3.保護猫の未来へつなぐボランティア講座を展開

株式会社ネコリパブリックは、「猫塾」と題した講座の開催情報をプレスリリースで発表しました。ミルクボランティア講座と預かりボランティア講座の2つを展開し、保護猫の新しい家族へとつなげていく活動です。

今回の講座内容はもちろん、講師の写真とプロフィールも掲載し、人物を見える化しているのがGOODポイント。こちらも「ホゴネコの日」の事例ではありませんが、講座情報の発信によって企業そのものへの興味関心を高めています。

参考:保護猫たちの幸せな未来へつなぐ「猫塾」リアル・オンライン同時開催・参加費無料!ネコリパブリック主催、ミルクボランティア・預かりボランティア講座参加者募集!

「ホゴネコの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

動物愛護の活動は社会貢献として大きな意義を持つため、ペット関連のサービスを扱っていなくとも取り組んでいる企業は多いでしょう。

メディアからの注目も集まりやすいホゴネコの日をきっかけに、自社の動物愛護に関する取り組みや、その背景について発信してみることで、様々なステークホルダーに自社の想いやビジョンを知ってもらうことができます。

ぜひ、ホゴネコの日に向けた広報PR施策に取り組んでみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ