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温泉の日(9月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日温泉の日(9月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月9日は「温泉の日」。今回は「温泉の日」の意味や由来を解説します。

また、「温泉の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行業界の方や旅行・観光に関するサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「温泉の日」の意味・由来とは?

9月9日は「温泉の日」です。多くの温泉が点在する大分県中西部の九重町が制定

九重町にある温泉郷のうち、宝泉寺温泉、壁湯温泉、川底温泉、竜門温泉、湯坪温泉、筋湯温泉、筌の口温泉、長者原温泉、寒の地獄温泉の9つの温泉を「九重九湯」としていたため、この日付が記念日になりました。

2007年以降は町内の温泉の統一名称を公募し、「九重“夢”温泉郷」と呼ばれています。毎年「温泉の日」には、「九重“夢”温泉郷」の温泉を含む九重町協賛の温泉施設にて、無料入浴サービスが行われています。

「温泉の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「温泉の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「温泉の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「温泉の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「温泉の日」を元に発信をする流れ

「温泉の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「温泉の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「温泉の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「温泉の日」を広報PRに活かした事例

「温泉の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「温泉の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「温泉の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.わんちゃんと旅館で楽しめる宿泊プランを「温泉の日」より販売開始

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが手がける伊豆長岡温泉三養荘は、9月9日の「温泉の日」より「わんちゃんと旅館で楽しむ温泉旅行プラン」を発売開始することをプレスリリースで発表。わんちゃんと遊べる専用の坪庭付きのお部屋と、お部屋でゆっくり懐石料理を楽しめる内容になっています。

プレスリリースには、わんちゃんを抱っこしている宿泊客をイメージした写真をメインにし、懐石料理やプランの様子がわかる画像を複数掲載。愛犬と過ごす温泉旅行の魅力が伝わるようにまとめられたプレスリリースの構成がGOODポイントです。

参考:【伊豆長岡温泉三養荘】9月9日(月)より販売開始 わんちゃんと旅館で楽しむ温泉旅行プラン

事例2.9月に夏休みを取る人に向けたプランを提案

複合型リゾート施設「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE」を運営する株式会社温泉道場は、お盆に夏休みが取れず9月に夏休みを取る方が楽しめる温泉施設内でのイベント情報を発表。「ずらし夏休み」と称し、9月以降も家族やカップルで楽しめる夏向けコンテンツを用意しています。

プレスリリースでは、親子で楽しめるコンセプト風呂や大人向けの落ち着いたサウナ空間の写真などを掲載。多くの人が興味を持ちやすいように、サービスの見どころまとめているのがGOODです。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、プランの内容が伝わりやすいように複数の画像を掲載した構成が参考になります。

参考:オーパークおごせが提案する「ずらし夏休み」。お盆にお仕事を頑張った方々へ、9月も癒しのひと時をお届けします!

事例3.メントール配合の水風呂専用バスボムを販売開始

「現代人に、最高の休息を届ける。」をコンセプトに商品開発を行う株式会社超休息商店は、2023年8月15日より「水風呂専用バスボム トトノイ・ダマ」を販売することをプレスリリースで発表。バスボムにメントールを配合しており、水風呂に入れると通常よりも爽快感を味わえます。

プレスリリースのメイン画像には、水に浮かべた商品の画像を掲載。色を水色にまとめることで、視覚的にも清涼感を伝えているのがGOODポイントです。タイトルや文中には、トレンドのサウナに関連しているという時事性、水風呂専用バスボムという希少性などをうまく絡めて情報発信した好事例です。

記念日にちなんだものではありませんが、メディアフックとなる要素が多く詰まったプレスリリース事例として参考になります。

参考:地球史上初!? サウナで超トトノウ。水風呂専用バスボムが発売!

「温泉の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「温泉の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「温泉の日」に関連するイベントやキャンペーンを開催したり、温泉に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、大分県九重町の温泉だけでなく、温泉に関する製品やサービスがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「温泉の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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