
緑茶の日
11月20日は「ホテルの日」。「ホテルの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に宿泊・観光業界の方や、ホテルの運営に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ホテルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ホテルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ホテルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ホテルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ホテルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ホテルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ホテルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ホテルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ホテルの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
株式会社ブッキングリゾートは、徳島県阿南市のホテルのオープン情報をプレスリリースで発表しました。海沿いの景色とグルメが楽しめる、1日1組限定のグランピング施設です。
11~12月のプレオープン期間には、割引価格で提供することも決定。プレスリリースには施設や周辺環境の写真を豊富に掲載し、同施設ならではの魅力を視覚的に伝えたのがGOODです。「ホテルの日」の事例ではありませんが、新しい施設やプランの認知拡大を図る広報PR施策として有用といえます。
参考:【2025年1月GRAND OPEN】1日1組限定・徳島に海を見渡すサウナ付きプライベートヴィラが誕生「BAYSIDE VILLA TAMATE – ベイサイドヴィラ タマテ
株式会社ロイヤルホテルは、リーガロイヤルホテルにて実施する「新春茶会」のプレスリリースを配信しました。文化教室にて、道具解説や祝い膳を行う体験プログラムです。
「ホテルの日」とは異なる事例ですが、開催日の約2ヵ月前にプレスリリースを配信し、メディア関係者を含む幅広い層へ情報を届けたのがGOOD。講師・日時・内容などイベントの概要を端的にまとめた構成も参考になります。
参考:【リーガロイヤルホテル(大阪)】ホテルで新年を慶び、和の心を学ぶひととき リーガロイヤルホテルで楽しむ「新春茶会」
株式会社エイチ・アイ・エスが運営する「変なホテル ソウル 明洞」では、コンセプトルーム「恐竜ルーム」の発売をスタートしました。ホテル初となる取り組みをプレスリリースで発信し、日本人観光客の認知拡大に寄与した広報PR事例です。
こちらも「ホテルの日」のプレスリリースではありませんが、同ホテルならではのユニークポイントを多数の写真で紹介し、興味・関心を高めています。期間限定のセール情報も併せて紹介することで、日本国内の施設の利用促進にもつなげた好事例といえるでしょう。
「ホテルの日」は、ホテルに注目が集まり、旅行や観光を想起させるきっかけになる日です。
宿泊業を営む企業の方はもちろん、旅行・観光に携わる企業の方にとっては特に、「ホテルの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ホテルの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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