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主婦休みの日(9月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日主婦休みの日(9月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月25日は「主婦休みの日」。今回は「主婦休みの日」の意味や由来を解説します。

また、「主婦休みの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に家事に関連する商品やサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「主婦休みの日」の意味・由来とは?

9月25日は「主婦休みの日」です。年中無休で家事や育児を頑張る主婦(主夫)が、自分磨きなどでリフレッシュする日、ほかの家族に家事を提案する日として株式会社サンケイリビング新聞社が2009年に制定

年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどの主婦(主夫)がもっとも忙しい時期を過ぎた1月25日、5月25日、9月25日を記念日としています。記念日の趣旨に賛同した企業では、「主婦休みの日」を切り口にした商品やイベントなどをさまざまな広報PR活動が行われています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「主婦休みの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「主婦休みの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「主婦休みの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「主婦休みの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「主婦休みの日」を元に発信をする流れ

「主婦休みの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「主婦休みの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「主婦休みの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「主婦休みの日」を広報PRに活かした事例

「主婦休みの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「主婦休みの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日にちなんでいない事例でも、今後「主婦休みの日」を活かした広報PR活動を実施する際のヒントとなるはずです。

事例1.SDGs達成にも貢献できるレシピコンテストを開催

dely株式会社が運営するレシピ動画プラットフォーム「クラシル」は、2022年9月25日の「主婦休みの日」に向け、9月2日から「家事分担を見直す」ためのレシピコンテストを開催。時短でできるレシピや家族と一緒につくれるレシピなどを募集しました。

今回のコンテストでは、日頃家事を主に担当する人に感謝するとともに、家族の役割分担について考える機会を創出しています。プレスリリースでは、「家事」を「仕事」と認めることで、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の達成につなげ、主婦・主夫が休める環境づくりに訴求していることを伝えています。

参考:9月25日は「主婦休みの日」! 家事分担について考えよう 「クラシル」が「家族で一緒に作る」「料理を楽にするお手軽・時短」をテーマにしたレシピコンテストを実施

事例2.「主婦休みの日」に家事に関するライフスタイル調査の結果を公開

家庭用電化製品や住宅設備などの商品・サービスを提供するパナソニック株式会社は、「30・40代夫婦の家事に関するライフスタイル調査」の結果を1月25日の「主婦休みの日」にプレスリリースで公開。この調査は、2017年より実施しているものです。

この調査から、コロナ禍から2年が経過し、以前より無理なく家事ができているという一方で、家事の負担感は増加傾向にあることが判明。プレスリリースの冒頭では、結果のサマリーを掲載した後に、チャプターごとにポイントとともに紹介しています。各項目の結果について丁寧に解説した読みやすい構成がGOODです。記念日をうまく活用し、独自の調査を発信した参考事例です。

参考:1月25日は「主婦休みの日」。コロナ流行から約2年、長引くコロナ禍で“かくれ家事疲れ”状態!?高まる女性の「ひとり時間」ニーズ。一方男性は「家事の苦手意識」が急増!

事例3.開店1周年キャンペーンを通してサービス内容を紹介

株式会社おてやすみは、「おてやすみ 麻布十番店」の開店・1周年を記念して、来店した人全員に注目・人気の商品をその場でプレゼントするキャンペーンを実施。キャンペーンの告知とともに、手に特化したリラクゼーションサロンであることや、サービスの内容、ユーザーの声を画像とともに紹介しています。

こちらは「主婦休みの日」にちなんだ事例ではありませんが、10分ごとで選べるコースを用意し、短時間でリフレッシュできるサービスであることを表現しているため、日頃忙しい主婦(主夫)にも訴求できているプレスリリースといえます。

参考:【1周年記念キャンペーン】手を休める専門店・おてやすみがプレゼントキャンペーンを開催!

「主婦休みの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「主婦休みの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

9月25日のほか、1月25日、5月25日にも制定されている「主婦休みの日」。家事に関連する商品・サービスを提供している企業や、リラクゼーションサロンなど主婦(主夫)がリフレッシュできるサービスを手掛けている企業は、記念日を活用した広報PR活動が行えるのではないでしょうか。「主婦休みの日」を活かすことで、多くの人に自社の取り組みを周知できるきっかけをつくれそうです。

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