
緑茶の日
8月9日は「ハグの日」。今回は「ハグの日」の意味や由来を解説します。
また、「ハグの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にマッチングサイトを運営している方や、記念日に合わせた調査リリースを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
8月9日は「ハグの日」です。2007年に、広島県広島市の民間団体「8.9(HUG)の会」によって制定されました。
日付は「ハ(8)グ(9)」の語呂合わせ。ハグで愛情や感謝、信頼を伝えるため、啓発活動の一環として誕生した記念日です。
「ハグの日」に関連する商品の販売促進は難しいものの、調査リリースを出したり、スキンシップやコミュニケーションを切り口に企画を考えたりといった広報活動ができます。恋人だけでなく、家族や友人の関係性を深めるためにも有用な記念日といえるでしょう。
「ハグの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ハグの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ハグの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ハグの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ハグの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ハグの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ハグの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ハグの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」を運営する株式会社しんげんは、プロポーズに関するアンケート調査を実施し、その結果をプレスリリースで配信。結婚経験のある女性200人にプロポーズの場所やエピソードなどを質問しました。
プレスリリースでは、調査結果の具体的な数値が伝わるようにグラフを掲載。1項目ごとにテキストで結果をまとめているのも読みやすいポイントです。そのほか、7位までのエピソードを多く紹介されている点もGOODです。記念日にちなんだ事例ではありませんが、今回のように「ハグ」に関する調査リリースを配信する際は、「ハグの日」を絡めてみるのも一案です。
参考:プロポーズされた日は「付き合った記念日」が2位、50%以上の人が選んだ1位は?プロポーズの場所や当時のエピソードを200人に聞きました
栃木県を中心に飲食店を展開するBLOOM株式会社は、仙台牛たん定食屋「牛たん けやき」の対象10店舗にて、「牛たん けやきの牛(ぎゅう)〜っ!とハグキャンペーン」を開催しました。
5月5日から6月18日にかけて、大切な人とハグしたり肩を組んだりすると、会計より899円割引になるキャンペーンです。「ハ(8)グでキュン(9)キュン(9)」の語呂合わせで割引価格を定め、恋人だけでなく親子や兄弟姉妹、友人同士にも呼び掛けているのが特徴。
プレスリリースではイメージ写真に加え、企画担当者からのことばとしてキャンペーンに対する想いが紹介されています。記念日に関する発信ではありませんが、キャンペーンをイメージしやすい写真と、店舗ならではのメニューをピックアップしたビジュアルは特に参考にしたい広報PR事例です。
参考:【ぎゅ〜っとハグすると牛たんが899円引き】笑顔で感謝を伝えよう『牛たん けやきの牛(ぎゅう)〜っ!とハグキャンペーン』5月5日(金・祝)〜6月18日(日)開催
大王製紙株式会社は、からだとこころの触れ合いによって幸せと笑顔を増やす「エリエール えがおにタッチPROJECT」に賛同いただいた株式会社くすりのマルトと協同で「こども食堂」の支援活動へ寄付したことを知らせるプレスリリースを配信。
プレスリリースでは、寄付贈呈式の様子から寄付先を丁寧に紹介。概要を囲み枠を用いてまとめているのが読みやすくGOODです。さらに、「エリエール えがおにタッチPROJECT」の発足背景、活動内容をはじめ、普及・啓発を目指すために、からだとこころの触れ合い方法を特設サイトの一部を展開した構成が参考になります。
記念日に関連した発信ではありませんが、「ハグ」も含めた「からだ」のタッチングの大切さを伝えた好事例です。
参考:-エリエール えがおにタッチPROJECT®-くすりのマルトでのエリエール商品の売り上げの一部を「こども食堂」の支援活動へ寄付
「ハグの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
8月9日の「ハグの日」には、婚活などのマッチングサービスを切り口にキャンペーンを展開したり、アンケートを実施して調査リリースを出したりといった広報活動が可能です。
また、スキンシップという行動に着目して、家族や恋人とのコミュニケーションを促しても良いでしょう。
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