
心の介護に向き合う日
3月21日は「催眠術の日」。今回は「催眠術の日」の意味や由来を解説します。
また、「催眠術の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や「催眠療法」(ヒプノセラピー)を取り入れている医療機関、イベント運営をしている企業などはぜひ参考にしてみてください。
3月21日は「催眠術の日」です。催眠術をかける時の掛け声「3、2、1」に由来しています。
催眠とは、暗示を受けやすい変性意識状態のひとつで、他人による「催眠法」または「催眠術」によって引き起こされます。また、「催眠法」は、心理的な悩みに対する「催眠療法」(ヒプノセラピー)と娯楽を目的の「舞台催眠」(ショー催眠)に分けられます。
日本では1887年(明治20年)ごろに「催眠術」という言葉が一般に広まり、催眠術を応用した精神療法が行われたり、多くの書物が出版されたりしました。
「催眠術の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「催眠術の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「催眠術の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「催眠術の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「催眠術の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「催眠術の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「催眠術の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「催眠術の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「催眠術の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
日本最大級の催眠術師養成スクールを運営する催眠術師養成スクールSSOは、2025年3月21日の「催眠術の日」に合わせてイベント開催を決定し、プレスリリースで発表しました。催眠術を身近に感じてもらうことを目的に、プロの催眠術を提供する体験プログラムです。
自社の事業内容と親和性の高い「催眠術の日」をプレスリリースにも明記し、さらに日付に合わせてイベントを開催することで多くの人の興味・関心を高めたのがポイント。イベント内容だけでなく、開催に至った背景にも触れて自社の想いを伝えています。
舞台や演劇、ライブなどのチケットサイト「カンフェティ」を運営するロングランプランニング株式会社は、長野県諏訪郡にて開催するステージのチケット販売情報をプレスリリースで公開しました。歌謡曲歌手と催眠術師がタッグを組み、異業種歌謡ユニットとして登場するCDリリース記念コンサートです。
「催眠術の日」とは少し異なる事例ですが、「異業種」の言葉通り、ユニークな組み合わせで音楽コンテンツを展開したのが特徴。プレスリリースで情報を発信することで、メディア関係者を中心にさらなる認知拡大効果が期待できます。
参考:甲斐犬人と垂水伸也 バラエティ系演歌・歌謡曲歌手と催眠術師の異業種歌謡ユニットがファーストシングルリリース記念に催眠術ショー&歌謡ショー開催
一般社団法人・意識の旅研究所は、『マンガ 100%願いが叶う 潜在意識の法則』の発刊情報をプレスリリースで公開しました。潜在意識に関する知識と、使い方などをイラストで解説した漫画本です。
「催眠術の日」とは異なる事例ですが、プレスリリースでは催眠療法のひとつである「ヒプノセラピー」を取り上げているのがポイント。あまりなじみのない単語をわかりやすく説明することで、幅広い層の理解度を高めています。
参考:2/28発売 『マンガ 100%願いが叶う 潜在意識の法則』 お金・人間関係・仕事・生き方の悩みを解消
3月21日の「催眠術の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「催眠術の日」には、ショーとしての催眠術だけでなく、「催眠療法」(ヒプノセラピー)にも関心が集まります。催眠術に関連するサービスや商品がある場合は、記念日に合わせて積極的に発信するとよいでしょう。
「催眠術の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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