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国際ダンスデー(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際ダンスデー(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月29日は「国際ダンスデー」。今回は「国際ダンスデー」の意味や由来を解説します。

また、「国際ダンスデー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にダンス業界の方やミュージカル・舞台関連の企業、ダンス関連の製品を企画・販売している企業、イベント企画を行っている企業などは、ぜひ参考にしてみてください。

「国際ダンスデー」の意味・由来とは?

4月29日は「国際ダンスデー」です。

1982年に、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の舞台芸術の部門を担当する国際演劇協会(International Theatre Institute:ITI)のダンス委員会が制定しました。

日付は、フランスの舞踊家でバレエマスターのジャン=ジョルジュ・ノヴェールの誕生日にちなんでこの日に。

「国際ダンスデー」は、ダンスの重要性や価値を表明することを目的として作られた国際デーです。世界各国でダンスパフォーマンスやイベントなどが開催されています。

「国際ダンスデー」をきっかけに広報PR活動する効果

「国際ダンスデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際ダンスデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際ダンスデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際ダンスデー」を元に発信をする流れ

「国際ダンスデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際ダンスデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際ダンスデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際ダンスデー」を広報PRに活かしたいときの参考事例

「国際ダンスデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。次に、これから「国際ダンスデー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。関連する業界でのイベント例など、さまざまな広報PR活動をGOODポイントを交えながら紹介します。

事例1.沖縄文化をテーマにしたイベントでSNS動画企画『ハイサイおじさんダンスチャレンジ』を実施

川崎駅前の複合商業施設「ラ チッタデッラ」を運営する株式会社 チッタ エンタテイメントは、沖縄文化をテーマにしたイベント『はいさいFESTA』にてSNS動画投稿企画『ハイサイおじさんダンスチャレンジ』を実施することを発表。沖縄ソング「ハイサイおじさん」のアレンジバージョンにダンスパフォーマンスグループ「パワーパフボーイズ」考案の振付けで踊ったショート動画をSNSに投稿する企画です。

優勝者にはパワーパフボーイズのサイン入り「はいさいFETSAオリジナルTシャツ」を進呈。プレスリリースでは、説明や企画概要をわかりやすくまとめているのがGOOD。記念日にちなんだ事例ではありませんが、Z世代に人気のグループとコラボしたことによる話題性をフックにした事例です。

参考:世代を超えて多くの方に”沖縄の魅力“を届けたい Z世代の“くせ強系”ダンスと“昭和生まれ”の沖縄ソングがSNSで融合 『ハイサイおじさんダンスチャレンジ』開催

事例2.5カ国8種類のダンスを一度に体験できる新プログラムが誕生

総合フィットネスクラブや24時間トレーニングジムを展開する株式会社ティップネスは、5カ国8種類のダンスを一度に体験できる新プログラム「MOVE BODY DANCE(ムーヴ ボディ ダンス)」を開始することをプレスリリースで発表しました。

3カ月ごとにジャンルが入れ替わり、「ラテン」「アラビアン」「ジャズ」「K-POP」などのダンスを実施。プレスリリースでは、同店人気のシリーズ5弾目のプログラムであることや実際のダンスのイメージを動画で掲載するなど、内容をわかりやすく伝えているのがGOODです。

「国際ダンスデー」の事例ではありませんが、プレスリリースの内容を端的に記したタイトルも参考になります。

参考:日常にリズムを。5か国8種類のダンスが一度に体験できる45分間。「MOVE BODY DANCE(ムーヴ ボディ ダンス)」4月1日よりスタート

事例3.1mの距離でダンサーの踊りが楽しめるバレエイベントを開催

バレエのイベントを企画制作する株式会社ソイプランニングは、バレエイベント「SHIVERプレミアム2024」を開催することをプレスリリースで発表。日本国内外で活躍するダンサーの踊りを1mという至近距離で見ることができるのが特徴です。

客席とダンサーの距離が近いという訴求ポイントを明記した読み手の印象に残るタイトルがGOOD。プレスリリースでは、至近距離にこだわったプロデューサーの想いや出演ダンサーの紹介のほか、過去に開催した際の写真を掲載しています。

「国際ダンスデー」に合わせたものではありませんが、距離感をフックとした独自性のあるイベントで、ほかとの差別化を図った広報PR事例が参考になります。

参考:ワールドクラスのダンサー達によるド迫力でSHIVER“震える”体験を!ダンサーまでわずか1m、座席数80席の贅沢さ。バレエ&ダンスステージ「SHIVERプレミアム2024」横浜にて開催!

「国際ダンスデー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「国際ダンスデー」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「国際ダンスデー」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、ダンスに関連した調査リリースを出したりするのも一案です。また、ダンス関連の商品を企画・販売されている方は、この日をきっかけとした商品のプロモーションを考えるのもよいでしょう。

中学教育でも必修科目となっているダンスは、これまで以上に身近なものとなっています。今一度「国際ダンスデー」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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